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インファンティーノ会長が蜜月だったはずのトランプ大統領に助けを求めるも電話を無視される(写真・スポーツ報知/アフロ)
インファンティーノ会長が蜜月だったはずのトランプ大統領に助けを求めるも電話を無視される(写真・スポーツ報知/アフロ)

「裏での不透明な謀略を二度と許さない」FIFA会長がW杯株式売却計画を撤回もUEFAらから止まない批判…「まるで007の悪役だ」…来年の会長選挙をにらみ方針転換も“再選”赤信号

 インファンティーノ会長を「映画OO7の悪役だ」と表現した英紙「ザ・サン」によると「同氏は屈辱的な方針転換)を余儀なくされたにもかかわらず、FIFA会長の座に留まる見込みだ」と報じた。
 今回計画を早期撤回した裏には2027年3月に控える会長選を睨み、これ以上、評判を落としたくないという狙いがあった。
 だが、同紙によると「今回の騒動によって来年の選挙でインファンティーノ氏が圧勝するという見通しは、深刻な疑問にさらされることになった」という。
 2016年にFIFAの汚職スキャンダルのどさくさにまぎれて会長に当選したインファンティーノ氏は、対立候補なしで4期目の会長職へ進むと見られていた。
 しかし、今大会中にトランプ大統領の政治介入により、出場停止になるはずだった米国代表FWのフォラリン・バログンの処分を猶予した問題、そして今回のW杯株式売却計画によって再選の可能性が危うくなった。
 またインファンティーノ会長が、ここ数年評価を落とすことになっていた問題が再度クローズアップされることにもなった。
「FIFAの規則を変更して自身が会長として追加の任期を務められるようにした」「2034年W杯のサウジアラビア開催を単独立候補になるように根回しした」「選手の健康や負担への懸念があるにもかかわらず今大会から出場国を48か国に増やした」、そして「トランプ大統領に第1回FIFA平和賞を授与したこと」だ。
 インファンティーノ氏の会長再選には、逆風が吹いており、英国のアンディ・バーナム首相は、記者団に対し「この組織を率いるにはふさわしくない人物だ」とまで発言した。
 同紙によると、対抗馬としては、今回の計画撤回の旗振り役となったUEFAのアレクサンデル・チェフェリン会長、フランスの名門クラブ、パリ・サンジェルマンのナーセル・アル・ケライフィ会長、また反対の声をあげたCONCACAFのビクター・モンタリアーニ会長らの名前があがっている。
 同紙は「元スイスの銀行員であるインファンティーノ氏は、辛うじて今なおサッカー界で最も大きな権力を握る人物であり続けている。しかし、その地位と求心力は急速に失われつつあり、このままどれほど長くその座に踏みとどまることができるのかは、まだ分からない」と結論づけた。

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