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阪神の新守護神の工藤があと1球で悲劇に(資料写真・黒田史夫)
阪神の新守護神の工藤があと1球で悲劇に(資料写真・黒田史夫)

「ファンは藤川監督にブチギレている」阪神の163㎞守護神が「あと1球」から逆転負けの4連敗でSNSでは一部虎ファンが騒ぐ…専門家は「3人の回跨ぎ登板はあり得ない」と指摘

 スポーツ各紙の報道によると藤川監督はその采配についてこう説明、謝罪をしている。
「ペナントレースを戦う上で神宮や木下、工藤も時にはイニングを跨いで勝ち星を拾っていくというやり方をしていました。その形が最後まで苦しかったというのは事実ではあります。何とかその形を取り直せるようにしなければいけなかった。本当に選手たちは頑張ってくれたので、一年間、ご苦労様というのと、本当にこちらの責任ですね。申し訳ない」
 工藤が逆転を許した後に追加点を防ごうと宮崎を申告敬遠。ここでドリスに交代するも、井上、代打の林に連続タイムリーを許して3点差。9回に一死満塁の長打が出れば同点となる舞台を作るも、高寺、代打の木浪が連続三振で意地を見せることができなかった。 
 コンディション不良で2、3戦とスタメンから外れていた佐藤、第2戦の走塁時に足を痛め、前日の第3戦をスタメンから外れた森下の2人がスタメン復帰した。
 森下は1回に大山の先制タイムリーにつながるレフト前ヒットを放ち、5回、7回に2打席連続アーチ。2本目は価値ある勝ち越し本塁打だった。
 佐藤もマルチ安打。7回には森下の本塁打に続き、左中間を破る二塁打を放ち、伏見の犠牲フライで生還してリードを2点に広げた。リーグ優勝した阪神らしさを取り戻しつつあったゲームで、もしここで1勝をあげていれば逆王手からのシリーズ逆転の可能性さえあった。しかし、投手出身の監督とは思えぬ藤川監督の継投策の失敗での屈辱の4連敗で、CS敗退となった。
 SNSでは一部のファンから藤川監督への批判の声が飛びかった。
「ファンは球児にブチギレています」
「今日は確実に藤川で負けた」
「申し訳ないなら辞任して」
「なぜ回跨ぎの継投を行ってDeNAに反撃のチャンスを与えたのかが問題です。1人1イングの継投を行っていれば今日の試合は勝てたと思う」
「ファンは藤川采配にブチギレを超えてバチギレ。何回、回跨ぎ失敗してんねん。ここぞの場面でなんで代打出さんねん まあ連覇の監督にしてくれてありがとうの時点で自分には能力ないと言ってるようなもんやもんな」
 そういう辛辣な意見もあった。
 著名な馬主でニシノデイジーやセイウンコウセイらの名馬を生み出している西山茂行さんは、実名でSNSで苦言を呈した。
「阪神ファンには申し訳ないが、情けなさすぎるやろ。 何の為にシーズン頑張ったんだよー。 気を抜きすぎ。阪神の日本シリーズ を見たかっただけに、腹が立って今夜は眠れない」
 決して力負けではなかっただけになおさら後味の悪さが残る。
 前出の評論家がこう今回のCSを総括した。
「ここで負けたからと言って、球団史上初の連覇の偉業がかすむわけではない。ただ将来的に佐藤、森下がこのチームからいなくなることが考えられる中で阪神は不安な一面を露呈したことは事実。下位打線は弱かったし、代打の層も薄い。その中で来年はDHが導入される。しかも藤川監督が信頼した中継ぎ、抑えは3人だけで、4番手の先発も安定感がない。球団も藤川監督も今オフはCS敗退の現実を重く受けとめて、優勝の余韻に浸ることはやめた方がいい」
 佐藤の去就、外国人を含めた補強も含めて、阪神は2027年への戦いを今日からスタートしなければならない。

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