• HOME
  • 記事
  • 野球
  • 「大谷翔平を不快にさせることを意識した」屈辱的大敗も先制満塁弾の二刀流スターのサイクルを阻止して2球でアウトを取ったマイナーリーガーを台湾メディアが英雄扱い…攻略法も明かす
大谷を2球でアウトにした沙子宸が台湾で英雄扱い(写真・AP/アフロ)
大谷を2球でアウトにした沙子宸が台湾で英雄扱い(写真・AP/アフロ)

「大谷翔平を不快にさせることを意識した」屈辱的大敗も先制満塁弾の二刀流スターのサイクルを阻止して2球でアウトを取ったマイナーリーガーを台湾メディアが英雄扱い…攻略法も明かす

 WBCの1次ラウンドが6日東京ドームで行われ、台湾が日本に0-13で7回コールド負けを喫したが、2回に満塁弾を打たれたドジャースの大谷翔平(31)から、唯一のアウトを取った沙子宸(シャー・ズーチェン、22)を台湾メディアが英雄扱いした。アスレチック傘下のマイナーでプレーしている沙子宸は、「大谷を不快にさせることを意識した」「配球を普段とは逆にした」などのメジャーのMVPスター封じの秘策を明かし「彼を抑えることがみんなの夢」と語った。

 「大谷を抑えることはみんなの夢」

 屈辱的大敗の中にも台湾メディアが唯一の光を見出して“英雄扱い”した投手がいた。3回から3番手として2イニングのリリーフ登板した沙子宸だ。その3回には4安打を浴びて3失点したが、4回に大谷を打席に迎えると豹変した。
「1番・DH」で出場した大谷は、ここまで1回の第1打席に右翼線二塁打、2回には一死満塁で先制のグランドスラムをライト席へ運び、打者一巡で巡ってきた第3打席にもライト前へタイムリーを放っていた。この打席には、三塁打でサイクル安打がかかっていた。
 だが、沙子宸は、初球にインサイドへストレートを投げ込み、続く2球目にチェンジアップを低めにコントロールして、いい当たりではあったが一塁ライナーに打ち取り、記録を阻止した。さらに近藤健介も一塁ゴロ、カブスの鈴木誠也もセカンドライナーに打ち取り、この試合で、初めて侍ジャパンを三者凡退に抑えたのだ。
 台湾メディアは、沙子宸のこの2球の大谷斬りを称賛した。
「WBC大谷翔平を唯一抑えた台湾投手! 米国でプレーする剛腕・沙子宸が戦略を明かす」(自由時報)
「「WBC沙子宸が日本打線を三者凡退 大谷翔平を苦しめ『自分の糧になる』」(中時新聞)
「『大谷を抑えるのはみんなの夢』沙子宸、2球で封じた要因を明かす『彼を不快にさせること』」(ETtoday)
 台湾の報道各社が報じた記事のタイトルだ。
 沙子宸は、台湾メディアに大谷斬りの内幕をこう明かしている。
「マウンドでは大谷に対して憧れのような感情はなく、とにかくストライクを先行させることだけを考えていました。すべての球を正確に投げる必要があったんです。とにかく大谷を不快にさせることを意識しました」

 

関連記事一覧