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WBCでの大谷翔平の二刀流起用法は何がベストか?(写真・AP/アフロ)
WBCでの大谷翔平の二刀流起用法は何がベストか?(写真・AP/アフロ)

今日の侍ジャパン阪神戦から出場解禁!WBCで“二刀流”大谷翔平はDHで何番を打ち、どこで先発するのがベストなのか?

 昨年のヌートバーの成績は打率.228、14本塁打、40打点、4盗塁で、とりわけ足があるわけでもないが、出塁率は.340をキープしており、1番ヌートバーと2番大谷のコンビで先制攻撃を仕掛けるのも面白いのかもしれない。大会に入れば調子を見ながら臨機応変な対応が必要で、大谷がクリーンナップに回ることもあるのかもしれないが、今日6日の阪神戦でのオーダーに注目だ。
 ではエンゼルスから制限をつけられている「投手・大谷」の起用法はどうだろう。
 大谷を9日の中国戦との“開幕戦”と、グループBを1位抜けした場合に16日に予定されている準々決勝の2試合に先発起用するプランが最有力とされている。中国のレベルを考えると第1戦に大谷を使うのは勿体ないとも思えるが、橋上氏は、その起用法に賛同する。
「日本ラウンドで最も重要なのはアメリカ行きが決まる準々決勝です。できればメジャー軍団と激突するアメリカでの準決勝、決勝に大谷、ダルビッシュを使いたいのでしょうが、彼らを温存したまま負けるのが最悪のパターンです。そう考えると準々決勝に大谷を先発させたいし、そこから逆算すると中6日の中国戦ということになったのでしょう。確かに中国のレベルが落ちますが、初戦の緊張感と一発勝負の怖さを考えると、先発させることで間違いなく盛り上がる大谷に力でねじふせてもらえばチームにも勢いがつきますからね。現状の強化試合では打線にまだ調子が出ていないだけに、なおさら開幕戦でまず点を取られないことが大事になってきます」
 もし大谷が準々決勝に登板すれば、米国マイアミに舞台を移しての日本時間21日の準決勝、同22日の決勝での先発登板は難しくなるが、準々決勝をひとつの山と考えるのであれば、この起用法がベストなのかもしれない。
 9日の中国戦を大谷、10日の韓国戦をパドレスのダルビッシュ、11日のチェコ戦を千葉ロッテの佐々木、12日の豪州戦をオリックスの山本というローテが組めれば、1次ラウンドは盤石の先発布陣となる。
(文責・RONSPO編集部)

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