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日本が準々決勝でぶつかるイタリアは野茂英雄氏とドジャースでバッテリーを組んだマイク・ピアザ氏が監督だ(写真は資料:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
日本が準々決勝でぶつかるイタリアは野茂英雄氏とドジャースでバッテリーを組んだマイク・ピアザ氏が監督だ(写真は資料:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

伊メディアは大谷先発のWBC日本戦を「(無名選手が)全英で全盛期のフェデラーに勝つようなもの」と半ば“白旗”もピアザ監督は「勝つ機会は十分にある」と“世紀の番狂わせ”を宣言

 1次ラウンドでキューバ、オランダを撃破した勢いに加え、小刻み継投や、打球方向のデータに応じて内外野を動かすシフト守備、また左の巧打者を6人並べた“つなぎの野球”やセーフティバントなどの機動力を積極的に使うなど、頭脳派のピアザ監督が、データを駆使して、あの手、この手の策を繰り出してくる不気味なチーム。
 前出のイタリアのスポーツ雑誌の「L’Ultimo Uomo」も、ジャイアントキリングを成し遂げるための展開をこう予想した。
「野球の世界では、予測不可能なことが常に起こり、チームスポーツであるため、より多くの可能性がある、日本相手に奇跡を起こすには、必ずしも毎回の打席でホームランが出る必要はない。日本の打者に打ち損じさせ、キャッチャーのミスを誘い、守備のミスにつけ込むだけで十分だ。ただ、そのハードルは高く、対等に試合をするためには、投手陣が完璧に近い試合をすることが必要であることは確かだ。先発投手が、打たれそうな兆候を事前に察知し、適切なタイミングで交代させ、その状況に最も適したリリーフを選択することが求められる」
 野茂氏をリードした元捕手監督の継投策がポイントと指摘した。
 ピアザ監督は、2番手以降は、一人1イニングずつの小刻み継投をしてくる。ブルペンには、ラーズ・ヌートバー(25)が所属するカージナルスで昨年メジャーデビューして47試合に登板、防御率3.17のアンドレ・パランテ(24)、同じくマリナーズで57試合に登板、防御率4.17のマット・フェスタ(30)のメジャーリーガー2人が控え、クローザーには、マイナーリーガーのミッチェル・スタンポ(26)が起用されている。確かに早めの継投策が“番狂わせ”を起こすためのカギを握るのかもしれない。
 また同メディアは、「攻撃側は、先発投手の球数(80球)を増やすことができ、守備側のわずかな不安につけ込む術を知っていなければならないだろう」と指摘した。大会規定では80球まで投げられるが、大谷はエンゼルスから65球の制限をつけられているとされており、球数を投げせて早期にマウンドを降ろさせることも作戦のひとつだろう。

 

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