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佐々木朗希がWBC準決勝のメキシコ戦に先発予定(写真:AP/アフロ)
佐々木朗希がWBC準決勝のメキシコ戦に先発予定(写真:AP/アフロ)

サイヤング投手弟の米番組リポーターがWBC準決勝メキシコ戦を前に「佐々木朗希の投球を見逃すな」と異例の呼びかけ?!

「私の見方では日本は今大会で最も完成されたチームだ。打線を見ても1番から9番まで、とても良い打撃をしている。控えにも良い結果をもたらす選手がいる。投手陣も、大谷翔平、ダルビッシュ有といった我々が知っている選手に加え佐々木朗希、山本由伸、今永昇太、ブルペンからは戸郷翔征が出てくる。ブルペンの投手にはとても驚かされている。攻撃、守備、先発、ブルペンとすべてにおいて彼らは今大会で最も完成されたチーム。メキシコには厳しい仕事が待ち受けている」
 5勝全勝で米国に乗り込んできた日本を高く評価した。
 ただ、メキシコに関しても、「メキシコの先発陣は今大会でおそらく最も過小評価されている。日本を除くと、メキシコの投手陣は今大会でも輝いているチームのひとつ。メキシコは米国を簡単に倒して、とても良い野球をしている。とても素晴らしい試合になるだろう」との見解を示しており、予想に幅を持たせた。
 対談相手のカリー氏は「日本にとってこれまでで最大のテストとなる」とした上で「時差ボケもあり、新しい時差や雰囲気に適応しなければいけない」と問題提起した。
 会場のローンデポ・パークにはプエルトリコ戦の際にも多くのメキシコ応援団がかけつけており、日本にとって完全アウェーとなりそうなムード。4万を超える大観衆を味方につけた東京ドームとはガラっと環境は変わり、時差ボケの不安もついてくる。
 バーランダー氏も「横になって寝ることはできているだろうが、それでも対応は難しい」との見解を示した上で、1次ラウンドから米国での最初の試合となる月曜日の準決勝まで時間が多く与えられたことは理に適う。日本は、すでにフィールドで練習も行っている。大会の運営としては公平だろう」と話を返した。
 日本か、メキシコか。両者の過去の対戦は日本の7勝2敗なのだが…。

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