9回にタッチアップを自重させた三塁コーチの判断に井上監督は明らかに不満な表情を浮かべた(資料写真・黒田史夫)
「中日は判断ミス多い三塁コーチの配置転換を考えるべきだ」中日が2点差の9回に痛恨の2つの走塁ミスで反撃機を逃す…タッチアップ自重にベンチで井上監督も「なんで?」の不満顔?!
前出の評論家はこう批判した。
「暴走だ。いけるなら走っていいというグリーンライトを尾田に渡していたとしても、100%成功する根拠がなくては走ってははらない場面。野球を知っている選手なら別だが、若い選手だけに“走るな”のサインをベンチが出してコントロールしなければならなかった。こういう細かい部分でミスが多いのが、中日が勝ち切れない理由かもしれない」
中日スポーツなど各紙の報道によると、試合後、井上監督は「いけるタイミングでというようなもの(グリーンライト)もあるんだけど、状況判断がもう少しできればね。こちら側が指示をもう少し明確にしてあげればよかった」と状況を説明。「このバッターがこのランナーがとすべてにおいて反省したい」と振り返った。
継投も一歩後手を踏んだ。
先発のルーキー櫻井は、6回まで2失点で球数は88球。しかも7回は簡単にツーアウトを取った。だが、京田に一塁線を強襲する二塁打を浴び、続く林に勝ち越しタイムリーを許す。井上監督からすれば、あとワンアウトの気持ちが強かったのかもしれない。球数は100球を超え、さらに、代打のヒュンメルに初球を逆方向へ運ばれ、二死一、三塁で、吉田にスイッチしたが、流れを止めきれずに三森に高めに浮いたスライダーをレフト前へタイムリーを浴びて2点差に広げられた。
4連勝で一桁に戻していた借金は再び「10」。今日の先発は中日がまだ未勝利のマラーで、横浜DeNAは2年目の篠木がプロ初先発。4月の最後は白星で締めなければ、また嫌な流れに逆戻りしそうだ。
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