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オランダに「鎌田の1ミリ」で同点に追いつき引き分けた日本だが米サイトの格付け順位に変動はなかった(写真・ロイター/アフロ)
オランダに「鎌田の1ミリ」で同点に追いつき引き分けた日本だが米サイトの格付け順位に変動はなかった(写真・ロイター/アフロ)

「日本は危険でコンパクトな戦いをできるが三笘、南野、遠藤の離脱が特別な成果(優勝)を狙う可能性を下げている」日本がオランダとドローも米メディアの”格付け”順位は「20位」で変動なし

 FIFAランキングで18位の日本が同8位の”格上”オランダに引き分けたが米スポーツサイト「ジ・アスレチック」が更新した”格付け”ランキングは20位のまま変動がなかった。日本の実力を評価した上で、怪我で26人の代表から外れた三笘薫(29、ブライトン)、南野拓実(31、モナコ)、遠藤航(33、リバプール)の欧州トップリーグでプレーしている3人の影響が大きいと踏み「今後数週間で特別な成果(優勝)を狙う上での可能性を下げている」との厳しい見立てを明かした。またアジアではチェコに逆転勝利した韓国が最高位で順位を一つ上げて13位。FIFAランキング67位のカーボベルデに引き分けたスペインは優勝候補の1位から5位に急落した。

 「チュニジア戦で説得力のある勝利を収めれば軌道に」

 過去にW杯で3度準優勝している格上のオランダ相手に2度リードを許しながらも追いつき引き分けに持ち込んだ日本。試合後会見では、オランダのロナルド・クーマン監督が、「非常に難しい試合だった。日本を過小評価している人が多いと思う」と言い、記者に「あなたは日本が弱いと思うのか? W杯の終わりまでどうなっていくか見てみましょう。あなた方ジャーナリストよりも日本に敬意を持っている」と語るなど驚かせた。  
 だが、米サイト「ジ・アスレチック」が、大会5日目を終えて更新したパワー(格付け)ランキングの順位は、日本が20位、オランダも7位のままで変動がなかった。
「おそらくオランダ戦では本来の力を発揮しきれなかったものの、それでも注目すべき結果を手にした。過去1年間でブラジルやイングランドに勝利していることからも分かるように、このチームは非常に危険で、技術的にも優れ、コンパクトな戦い方ができる」
 同メディアは昨年10月の親善試合でブラジルに3-2で勝利し、今年3月にも敵地でイングランドに1-0で勝利した日本の実力を高く評価しているが、アジア予選でわずか3失点しかしなかったディフェンス力を誇る日本が2度もリードを許した点を「本来の力を発揮しきれなかった」と見たのか。同サイトはオランダに引き分けても格付けランキングを変えなかった理由をこう記した。
「三笘薫、南野拓実、遠藤航といった主力選手の負傷が、今後数週間で特別な成果を狙う上での可能性を下げている」
 特別な成果とは、森保一監督以下、全選手が口を揃えて公言している「優勝」のことだろう。
 森保監督は遠藤のいないボランチは鎌田大地と佐野海舟でコンビを組ませ、三笘のポジションのシャドーには前田大然を起用する驚きの采配を見せた。後半の伊東純也の投入などの途中交代が機能して引き分けに持ち込みはしたが、ここから先の戦いを考えると、その3人の欠場の影響はあると踏んでいるのだろう。説明文では触れられていなかったが、1-1にする中村敬斗の同点ゴールを演出した久保建英の「軽症で最大2週間、重症で最大6週間」と理学療法士が運営する専門サイトで報じられている負傷離脱も今後響いてくる可能性はある。
 ただ同サイトは「次戦のチュニジア戦で説得力のある勝利を収めれば、大会は一気に軌道に乗るだろう」と続けた。
 20日(日本時間21日)に対戦するそのチュニジアの格付けランキングは出場48チーム中42位。初戦のスウェーデン戦に1-5と完敗したことで順位を一つ下げた。
「予選では10試合を通じて一度も失点しなかったにもかかわらず、グループFで最も難度が低いと見られていた開幕戦でスウェーデンに1―5の大敗を喫した。1月に就任して以来、多数の変更を進める中で、サブリ・ラムシ監督は経験豊富な選手数名を外す決断を下したが、それは結果的に成功しなかった。そして驚くべきことに彼は解任され後任として元サウジアラビア代表監督のエルベ・ルナールが急きょ招聘された」

 

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