• HOME
  • 記事
  • 格闘技
  • 拳四朗の7.20両国WBO世界王座決定戦で面白くなってきたスーパーフライ級…9月に坪井智也のWBC王座決定戦、矢吹正道vsモロニーのIBF世界戦も濃厚で日本人による統一戦プランが
拳四朗が7.20両国でWBO世界スーパーフライ級王座決定戦に挑む
拳四朗が7.20両国でWBO世界スーパーフライ級王座決定戦に挑む

拳四朗の7.20両国WBO世界王座決定戦で面白くなってきたスーパーフライ級…9月に坪井智也のWBC王座決定戦、矢吹正道vsモロニーのIBF世界戦も濃厚で日本人による統一戦プランが

 拳四朗はすでに参謀の加藤健太トレーナーと戦略を練っている。
「ちょっと距離は遠いのかな。詰めるのには少しだけ時間がかかる。序盤を焦らず自分の距離を保って徐々に詰めていければ。足を止めたら、いらん打ち合いになると思うのでなるべく足は止めないでいきたい」
 ゴンサレスのペースになりかねない打ち合いは避けてスピードと出入りで圧倒したい考え。実父の寺地永会長も「元々はジャバ―。ジャブをうまく使ってくれたら今まで通りパンチももらわずうまく勝てる」と勝利イメージを口にした。
 そして拳四朗がベルトを巻けばスーパーフライ級が面白くなってくる。今回の世界戦をマッチメイクした帝拳の本田明彦会長は「スーパーフライ級が面白くなってきたね。坪井、ユーリー、矢吹も上げてくるんでしょう」という話をしていた。
 世界選手権金メダリストの坪井智也は、プロ転向後4戦無敗(1無効試合)で現在WBCの1位。9月に同級2位のリカルド・マラジカ(南ア)との王座決定戦が行われることが有力視されている。
 また昨年3月に拳四朗との統一戦に敗れてWBA世界フライ級王座を失ったユーリ阿久井政悟(倉敷守安)のランキングはまだWBCの6位だけだが、すでにスーパーフライ級でのテストマッチを2試合終えて臨戦態勢を整えている。
 さらに動きがありそうなのが拳四朗が狙っていたIBF王座だ。
 モロニーは王座を獲得した試合後に「矢吹と戦いたい」と対戦を要求。同日興行のメインでIBF世界フライ級王座の防衛に成功した矢吹も「チャンピオンとやりたい」と3階級制覇への意欲を口にしており、矢吹とモロニーのIBF世界スーパーフライ級戦の開催が濃厚となっている。またWBAは、5月にキルギスで佐野遥渉(当時LUSH)が挑戦予定だった暫定王者のダビド・ヒメネス(コスタリカ)が正規王者に昇格した。WBAは同級1位のジョン・ラミレス(米国)との指名試合を指令している。拳四朗と矢吹は、フライ級時代にすでに2度戦っているが、今後、この階級に日本人王者が誕生していけば、彼らによる熱いベルトの統一戦が繰り広げれる可能性は十分にある。
 まずは拳四朗が1本目のベルトを奪取することから壮大なスーパーフライ級のドラマが始まりそうだ。

関連記事一覧