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エジプトのハッサン監督はフランス人の主審に猛抗議した(写真・ロイター/アフロ)
エジプトのハッサン監督はフランス人の主審に猛抗議した(写真・ロイター/アフロ)

「数多くの疑惑判定に関わってきた人物」メッシが泣いたエジプト戦のゴール取り消しが物議のフランス人主審を巡ってエジプトと仏の両メディアが対立「2024年の世界最優秀審判」

 

 エジプトメディアの「Yallakora(ヤラコラ)」 は「フランス人主審のルテクシエは、フェアプレーの原則を完全に無視し、不当かつ偏った判定によってアルゼンチン3-2の勝利へ導き、エジプトのゴールを取り消した判定は同じフランス人でVAR担当のジェローム・ブリサールの協力によるものであり、この試合でサッカーの醜い一面をさらけ出した」と審判団を批判した。
「ルテクシエ主審は、これまでも数多くの疑惑を呼ぶ判定に関わってきた。そのためアルゼンチンの複数のメディアは、この試合への彼の任命を批判し、強い圧力をかけていた」と指摘し、ルテクシエ主審の過去の疑惑判定を並べた。
 2022年8月のサンテティエンヌ対ル・アーヴルの試合では、サンテティエンヌの選手3人とスタッフ1人が退場となり問題視され、2023年10月のナント対ニース戦では、ニースDFのハンドを見逃し、ナントにPKを与えなかった。一方で試合終盤には、ナントに与えなかったPKと酷似したプレーでニースにPKを与えさらにナントの選手1人を退場処分とした。この2つのプレーが酷似していたことから、ルテクシエ主審は、試合後に殺害予告まで受ける事態となった。さらにマルセイユ対パリ・サンジェルマンによる「フランス・クラシコ」でもマルセイユの選手を一発退場とした判定は、リーグ全体で大きな論争を引き起こした。
 2024年12月には、パリ・サンジェルマンのGKジャンルイジ・ドンナルンマが、モナコのウィルフリード・シンゴから危険なタックルを受けて顔面に重傷を負ったにもかかわらず、シンゴは退場処分にならなかった。その後、フランスサッカー連盟審判委員会は、ルテクシエ主審の判定ミスを認めているという。 
 またVAR担当のブリサールも、パリ・サンジェルマンがマルセイユに0-1で敗れた試合でレッドカード5枚を提示し、VAR確認の末にネイマールが退場処分となった。ネイマールは試合後、マルセイユDFアルバロ・ゴンサレスから人種差別を受けたと非難した。フランスの「レキップ」はこの試合を「審判の失敗」と報じた。 
 2020年にはパリ・サンジェルマン対モンペリエ戦で、ネイマールに警告を出して言い争いになり、VAR担当としてパリ・サンジェルマンの2点目を認めた判定について、後にフランス審判委員会は「あのゴールを認めたのは誤りだった」と公式に認めている。

 

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