エジプトのハッサン監督はフランス人の主審に猛抗議した(写真・ロイター/アフロ)
「数多くの疑惑判定に関わってきた人物」メッシが泣いたエジプト戦のゴール取り消しが物議のフランス人主審を巡ってエジプトと仏の両メディアが対立「2024年の世界最優秀審判」
一方でフランス「レキップ」は、それらの批判とエジプトサッカー連盟の抗議に真っ向反論した。
「エジプトサッカー連盟は、フランス人主審と、そのピッチサイドおよびVARを担当した審判団について、大会の残り期間の担当から外すよう要求したが、フランス代表が勝ち進む以外にFIFAが、この要求を認める可能性は低い。各国が審判団の任命に対して拒否権を行使することはできず、その権限はFIFA審判委員会にある」
2002年に日韓W杯でエクアドルのブライアン・モレノ主審が、韓国がイタリアに勝った準々決勝の疑惑の判定以降、外された例があることを紹介した上で、ルテクシエ主審をこう評した。
「国際舞台におけるルテクシエの評価はクレマン・テュルパン(同じくフランス人審判)と同様、現在非常に高い。2人ともフランス国内ではたびたび批判を受けているものの国際的な評価は別である」
ルテクシエ主審が2024年のユーロの決勝で主審を務めたことと、同年にIFFHS(国際サッカー歴史統計連盟)から「世界最優秀主審」に選出されたことを紹介した。
さらに「2025年には、その座をテュルパンが引き継ぎ、ルテクシエは2位となった」と付け加えている。
抗議文を受けたFIFAは、返答をしていないが、受け入れるとすれば、FIFAの審判責任者たちは、技術的な判定内容、審判団から提出される報告書、さらに問題視された映像シーンを精査したうえで、彼が今大会で引き続き担当を任されるかどうかを判断することになる。

