衝撃事実!途中交代の世界屈指ベルギーGK「まだゴールを守れた」継続出場を直訴していた…ガルシア監督「100%でなければ交代」決断が裏目で痛恨失点…地元メディア「信じがたい采配ミス」
だが、クルトゥワが出場を直訴していた内幕がSNSで拡散し、ガルシア監督の采配に賛否が飛び交った。
前出の「Sporza」で解説を務めているベルギーを代表する著名なサッカージャーナリストのピーター・ファンデンベンプ氏は、「これはガルシア監督による信じ難い采配ミスだ」とハッキリと断言した。
「W杯の準々決勝で世界最高のゴールキーパーを『ロングキックが蹴れなくなった』という理由で交代させるのですか。本当に驚いた。私はまったく理解できません。唯一説明できるとすればガルシア監督が自分の固定化した原則に固執しているということです。『100%の状態でなければ交代させる』。そういう考えなのでしょう。しかし、クルトゥワほどの選手なら、自分に何ができて何ができないかを本人が一番よく分かっているはずではありませんか」
またファンデンベンプ氏は他の選手交代にも疑問を投げかけた。
「アクセル・ヴィツェルをあの場面(後半15分にFWのトロサールと交代)で投入した意味は何だったのでしょう。そして私はジェレミー・ドクを先発起用した判断も完全に間違いだったと思います。確かに彼には復調の兆しは見えていました。
しかし、それでもまだ本来のコンディションにはほど遠かった。一方で前の試合では交代出場したドディ・ルケバキオが素晴らしいプレーを見せていました。それなのに今回は、彼はまったく起用されませんでした」
同氏は「ガルシア監督にも不運はありました。試合前にはユーリ・ティーレマンスが負傷し、その後にはケビン・デ・ブライネも負傷しました。だから多くの交代策については議論の余地があります。しかし、クルトゥワの交代だけは違います。あれは完全な采配ミスでした」と付け加えた。
そして「これは自分が代表監督を将来も続けるつもりの人物の態度ではありませんでした」とまで言い切った。
クルトゥワは34歳。GKの選手寿命は長いが、この途中交代の不完全燃焼の試合で代表引退となる可能性がある。
クルトゥワは、自らの代表での進退について聞かれ「監督とフィンセント・マンナールト(ベルギーサッカー協会のディレクター)と話し合わなければなりません。リフレッシュするためにも、UEFAネーションズリーグを1年間休めるのであれば、それが理想的です。でも、もし彼らがそう考えていないのであれば今日がベルギー代表での最後の試合になったのかもしれません」と明かした。
だが、クルトゥワは代表でのプレー続行を強く希望しているという。
「ベルギー代表では本当に幸せな時間を過ごしてきましたし、このW杯も心から楽しめました。今では『代表を続けないかもしれない』という気持ちよりも『続けたい』という気持ちのほうが少し強くなっているかもしれません」
果たして4年後のピッチでベルギーの守護神はリベンジを果たせるのだろうか。

