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フェイエノールトでプレーする上田綺世が移籍希望のプレミアからではなく「興味のない」トルコからのオファーに困惑(写真:REX/アフロ)
フェイエノールトでプレーする上田綺世が移籍希望のプレミアからではなく「興味のない」トルコからのオファーに困惑(写真:REX/アフロ)

約37億円の移籍話にも上田綺世が困惑?!希望するプレミアからは声がかからず「興味のない」トルコの名門チームから正式オファー

 

 明確な数字を残した中で、なぜ上田が望むオファーが届かないのか。
 一つは年齢の問題がある。欧州ではまず年齢でシビアな評価を下す傾向が強く、間もなく28歳になる上田は伸び域が小さいと一括りにされやすい。
 もう一つはゴールの内訳となる。昨季に決めた25ゴールのうち、24ゴールが6位以下のチームから奪ったものだった。2位のフェイエノールトを除いたPSV、NECナイメヘン、トゥエンテ、アヤックスとの上位陣との対戦で上田はホーム、アウェーともに先発したが、ゴールは今年4月のNECナイメヘンで決めた1点だけだった。
 さらに欧州のコンペティションでも、UEFAチャンピオンズリーグ予選、UEFAヨーロッパリーグの計8試合に出場して1ゴール。強豪チーム相手に残した物足りなさは北中米大会でも見られ、2ゴール1アシストはすべてグループFの最下位で敗退したチュニジア代表との第2戦でマークしたものだった。
 これらの点も相まって、現時点までに希望するプレミアリーグのクラブからのオファーが届かないと見られる上田は、9日に敵地で行われたスパルタとの今季開幕戦に先発。前半35分に右スローインを足元でピタリと収めるポストプレーで、最終的に決勝点となったMFルチアーノ・バレンテの先制点の起点になった。
 しかし前後半で一度ずつ訪れた決定機を外すなど、地元メディアの採点では10点満点で「5.5」と厳しい評価を受けている。決勝点を決めたバレンテは「7.5」、上田のポストプレーからアシストをマークしたMFジバイ・ゼキエルは「8.0」だった。
 前出のグーカ記者は次のような見通しも語っている。
「フェイエノールトは上田やFWアニス・ハジムサらの移籍によって、補強に必要な資金を調達できると考えている。一方で新監督のジョバンニ・ファンブロンクホルストは彼らを残したいと考えているし、フェイエノールトも今夏の移籍期間中に良いオファーが届くのを待ちながらも、何も起こらなくても困らないだろう」
 プレミアリーグの夏の移籍期間は、現地時間9月1日の23時に幕を閉じる。上田はホーム開幕戦となる16日のゴーアヘッド・イーグルスとの第2節へ向けた調整に集中するとともに、憧れのリーグから吉報が届く瞬間も待ち続ける。

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