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中日の土田龍空が8回に阪神の桐敷拓馬の死球を背中に受けて骨折(資料写真・黒田史夫)
中日の土田龍空が8回に阪神の桐敷拓馬の死球を背中に受けて骨折(資料写真・黒田史夫)

「死球で骨折させた投手にペナルティを与えられないのか?」土田龍空の肩甲骨骨折に中日ファン激怒…「藤川監督は当てられたらブチギレて当てたらダンマリ」の声も…相次ぐ死球渦の理由とは?

 中日の土田龍空(23)が26日、バンテリンドームでの阪神戦の8回一死走者無しの場面で桐敷拓馬(27)の死球を背中に受けて途中交代、右肩甲骨陥没骨折と診断された。中日は15日の巨人戦でも村松開人(25)が右肩甲骨に死球を受けて骨折し登録抹消されていた。遊撃手の相次ぐ離脱にSNSではドラファンが激怒。「死球で骨折させた投手にペナルティを与えられないのか」の意見まで飛び交った。なお中日は4-0で勝利して5連勝、クライマックスシリーズ出場圏内の3位まで1.5差に迫ったが、遊撃手不在のピンチだ。

 11日前には村松が巨人戦で同じ箇所を骨折

 バンテリンドームが罵声と怒声に包まれた。
 4-0で迎えた8回だ。一死走者無しで土田の背中をカウント1-1から桐敷が投じた147キロのストレートが直撃。あまりの痛さに右肩を下げて体を丸めたまま土田はベンチへ向かって走り出し、トレーナーに抱えられてベンチ裏へと下がった。阪神の藤川監督は、ベンチ前に出て帽子をとって謝罪したが、中日の井上監督が代走ロドリゲスを告げるとさらに場内は騒然となった。
 7回二死一二塁には、石川昂弥が津田から初球に背中からエルボーガードをつけた左肘付近に死球を受けていたこともあり、2イニング連続の死球にドラファンは大ブーイングを送った。
 試合は中日が9回に送り出したアブレウが近本、中野に連打を浴び、結局、松山を投入せねばならない展開になったが、4-0で逃げ切った。今季最多タイに並ぶ5連勝を飾ったが、さらにショッキングなニュースが試合後に届いた。
 中日スポーツなどスポーツ各紙の報道によると、病院で診察を受けた土田が右肩甲骨陥没骨折だったことが判明したのだ。
 中日は15日の巨人戦でも村松が竹丸の150キロのストレートを背中に受けて同じく右肩甲骨を骨折。3位の横浜DeNAまで1.5ゲーム差に迫った中で遊撃手が続けて離脱するという緊急事態に陥ったのだ。代走から9回にショートの守備に入ったロドリゲス、あるいは山本を昇格させて遊撃を守らせるしか選択肢はないが、いずれにしろ痛いアクシデントとなった。
 土田骨折のニュースにSNSではドラファンが怒りを爆発させた。
「悲しすぎる… 悲しすぎる… なんでリュークなのよ… なんでリューク骨折なのよ… 頑張ってる人に意地悪しないでよ」「推しが骨折と聞いて勝ったのに切ない気持ちになっている」と悲しみに暮れる声と同時に、ぶつけた桐敷と藤川監督への怒りの投稿が相次いだ。
「帽子取るだけじゃ済まんやろ?」「藤川監督のなんとも言えないあの表情にイライラムカムカ」「(藤川監督は)当てられたらブチギレて当てたらダンマリ。ほんまええ性格してんな。やられるのは嫌なのに自分らはやっていいんやな?」
 阪神も広島戦でぶつけられた近本が骨折で長期離脱、前川も同じく広島戦で肩甲骨を骨折させられた。13日の巨人戦では森下が背中に死球を受けて激高した藤川監督がベンチを飛び出して球審に危険球を訴え巨人ベンチの誰かを指差して何やらわめくシーンがあった。「巨人が最も死球の多いチーム」とコメントするなど、これまでは、被害者の立場にあったのに、今回は一転、加害者となったことへの反感の声だ。阪神ファンからの「 阪神側の時には大騒ぎするのに不公平ですよね。阪神にも一軍で投げる実力ない選手もいる事の証拠ですよね」との投稿もあった。

 

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