「3-0から凡退した森下翔太は一発狙いで雑すぎる」巨人に2.5ゲーム差に迫られた阪神が横浜DeNAとの連敗で露呈した問題点とは…「ゴールへ向かう9月の戦いはベンチワークがカギ」
またこの日の試合では甲子園が何度も不穏なムードに包まれた。大山が2回にヘルメットを飛ばすほどの内角攻めに遭い、5回一死から神宮が牧の右手首付近に145キロのストレートをぶつけて、牧がプロテクターを投げつけるなどして激怒、途中交代した。その裏に今度は坂本が竹田の抜けた変化球が避けた左肩に当たり、さらに9回にも先頭の森下が内角を厳しく攻められて避ける際に手甲ガード付近にかするなど、その度に場内にブーイングが飛び交った。
前出の評論家は「報復の可能性はないけれど横浜DeNAもクライマックスシリーズの出場圏内をキープしたいから、容赦なくインコースを攻めてくる。阪神はベンチも含めて冷静に戦うことが重要になってくる」と指摘した。
マジックは「18」のまま減らなかった。
巨人が小笠原の完封で広島に勝利したため、ゲーム差は「2.5」に縮めった。同評論家は、「ゴールへ向かう9月の戦いはベンチワークがカギになってくる」という意見。
「巨人が逆転優勝した2008年は9月に12連勝をして追い上げた。今の巨人にそこまでの連勝をする力はない。ただ残り20試合を切る9月の戦いは、他球団の集中力が高まり、ベンチが何もせず選手の力だけで放っておいても勝てるという試合が少なくなる。この日のゲームのように序盤に投手を交代させるとき打順のどこに入れるかなどについても細かい配慮が必要になってくる。ベンチワークで負けたゲームは減らさねばならない。もしマジックが消滅でも、したら、負けるわけにはいかないと、ベンチにプレッシャーがのしかかってくる」
阪神が8、9日の甲子園での広島戦で2連敗を喫した場合、巨人が同じく8、9日の中日戦で1勝1分け、あるいは阪神が広島に1勝1分けの場合は巨人が中日に2連勝で阪神の優勝マジックが消滅することになる。

