「彼の発言は気にしない。僕はいい仕事をした」角田裕毅がスペインGP直前フェルスタッペンに“ケチ”をつけられた問題に反論!
スイスの経済評論家でF1ビジネスに精通しているマーク・リマッハー氏が「ハースがオランダGP後に打診した」との情報を伝えた。今季から新規参入したキャデラックで、極度の不振が続くバルテリ・ボッタス(フィンランド)の後任候補の一人として角田が報じられた。さらにアストンマーティンの契約延長オファーへ回答を保留し続けている45歳の大ベテラン、フェルナンド・アロンソ(スペイン)にも新たな動きがあった。
オランダのモータースポーツ専門メディア『RacingNews365』は、注目を集める来季のアロンソの去就に関して「世界耐久選手権(WEC)への転向が彼の選択肢に入っていると確認した」と次のように続けている。
「アストンマーティンから引き続き必要とされながらも、来季の意向をまだ表明していないアロンソがF1に代わるオプションを検討している。実際に彼は当時所属のマクラーレンと並行して2018年と19年にトヨタ・ガズー・レーシングからWECに参戦し、さらにル・マン24時間レースにも参戦してともにタイトルを獲得している。メディアデーでWECへの転向が選択肢に入っているのか、と問われたアロンソは『はい』と短く答えた。アロンソはかねてから、自身のF1における将来はマシンの競争力ではなく、新規則をどれだけ楽しめるかで測られると主張してきた」
今現在のF1への情熱を失いかけているアロンソが実際にWEC転向となれば、今季からホンダがパワーユニットを供給しているアストンマーティンのシートがひとつ空き、長くホンダの支援を受けてきた角田の存在が浮上してくる。
それらの動きの具体的な進展を問われた角田は、「来季についてはまったくわからない」とした上でこう続けた。
「ただ2レースを振り返ってみると、その先については正しい方向に向かっていると思う。少なくとも来年のシートをまだ決めていないチームに、私が見せたいと思っているものを、好印象とともに伝えられたとも思う。少なくとも逆方向には進んでいないはずなので、今後の展開を見守りたいと思っている」
さらに「そういった件に関しては、すべてマネージャーに任せる」と信頼を寄せるディエゴ・メンチャカ氏の名前を挙げて、自身は競技に集中する姿勢を強調した。
英国のF1専門メディア『GP BLOG』は角田のこんなコメントを伝えた。
「僕の最大目標はF1への復帰にあり、その意味でも来季は今のポジション(リザーブ兼テストドライバー)にいるつもりもない。僕は自分のパフォーマンスに集中し続けるだけだし、それが結果につながっていくと信じている」
3戦連続となrスペインGPで巡ってきたチャンスを生かし、イタリアGPに続く好成績を残してアピールするしか角田が望む道は開かれない。角田の来季もかかるスペインGPは今日11日に開幕し、日本時間20時半からフリー走行1回目(FP1)が、同12日0時からは同2回目(FP2)がそれぞれ行われる。

