「綺麗な1日ではなかったが…自信がカギになる」角田裕毅スペインGPのFP2で8番手の好走!FP1では「危うくクラッシュ」エンジントラブルで18番手も“驚異的修正能力”で急上昇!
市街地コースと常設コースが複合される形で構成されるマドリンクでは今年8月、F3マシンによるリハーサル走行が行われた。しかし、2日間でアクシデントによる赤旗中断が実に19回を数え、参加したドライバーからは「最もフィジカルで、最もチャレンジングなサーキット」と悲鳴にも近い声が上がった。
スペインGP初日でも、FP1で7番手、FP2では4番手のタイムをマークした角田の同僚、ルーキーのアービッド・リンドブラッド(英国)がFP2の残り25分を切ったところでクラッシュ。アウト側のバリアにマシンのリヤからぶつかったリンドブラッドは無事だったが、セッションは約10分間の赤旗中断を余儀なくされている。
しかし、角田は実際に走る前から好印象を抱いていた。
「僕の感覚ではサウジアラビアとマカオの中間みたいな、そんな感じだと思う。見た目は格好良いし、間違いなくユニークなコースだと思うし、もちろん今まで走った経験もないけど、縁石のあるシケインがあるのも走りやすさという点で良いよね」
前日10日のメディアデー対応で、過去に自身が走った市街地コースのイメージとマドリンクを結びつけた角田は、さらにこんな言葉を紡いでいた。
「かつてカートでやっていたときのような、コーナーを走るテクニックを少し発揮できるかもしれない。ただ、いつもの市街地コースへのアプローチと同じように、しっかりと準備を整える必要がある。ミスが即、痛い目につながるからね」
抱いていた自信を具現化させたFP2では、赤旗中断があったにもかかわらず、角田のラップ数は「26」を数えた。レーシングブルズのチームプリンシパル、アラン・パーメイン氏もリンドブラッドと角田に及第点を与え、その上で前戦のイタリアGPの公式予選でもマシンの燃料システムにトラブルが発生し、1回目(Q1)敗退を喫した角田の躍進も後押しする準備ができているとも明言している。
「FP2でのアービッドのクラッシュを除けば、チームにとって素晴らしい一日だった。マシンのペースは、FP1からFP2にかけて大幅に向上した。明日の予選に向けて強力なパッケージをそろえているので、両車のQ3進出に大きな自信を持っている」

