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大山がサヨナラ17号でマジック消滅を阻止(写真は資料)
大山がサヨナラ17号でマジック消滅を阻止(写真は資料)

「横浜DeNAは野球が甘い」阪神の2位転落&マジック消滅阻止をアシストしたベイスターズの“トホホなミス”…スクイズ失敗に大山にサヨナラ17号を浴びた配球にも問題

「絶体に避けなければならないのはホームランだった。大山までを乗り切れば、前川は交代しているし、もう一発のある打者は残っていなかった。最悪歩かせてもいいくらい慎重に攻めるべきで、その前の佐藤を三振に仕留めたようなボールゾーンのフォークでなければならなかった。なのに高めから落としにいったため、それが抜けて大山に捉えられた。コントロールミスではなく、準備、意識の欠如。監督がキャッチャー出身なのに、なぜそういう細心の注意をバッテリーに徹底できていないのか理解できない」
 そしてもうひとつの問題点として指摘したのは8回の勝ち越し機のスクイズ失敗の場面だ。
 2-2で迎えた8回に阪神は及川を投入。横浜DeNAは先頭のエンカーナシオンが四球で出塁、代走に三森を送り続く佐野がライト線二塁打を放ち、無死二、三塁のチャンスを作った。蝦名の三塁を襲う強烈なゴロは、佐藤の好守に阻まれたが、なお一死二、三塁から古市の1ボールの2球目にスクイズのサイン。だが、低めのワンバウンドになるカットボールを古市はバットに当てることができなかった。本塁へ突入していた三森が挟まれてアウト。走者は三塁へ進んだが、古市はショートゴロに倒れ、絶好の勝ち越し機を逃した。
 阪神のバッテリーはピンチでマウンドに集まった際に「スクイズがあるかも」と警戒していたという。古市のバントの構えが早かったこともあり、及川は、咄嗟的に坂本のキャッチングを信用してバットに当てることが難しい低めに変化球を投じた。
 前出の評論家は「私は阪神のバッテリーがサインでスクイズを外したのではないと思うが、横浜DeNAが初球の入りに警戒を感じずにこのカウントでスクイズを決断したのなら少々浅はかだ。そもそもベンチには宮崎も残っていた。古市は打率3割を越えているが、スクイズの選択ではなく、代打宮崎だったのではないか」と指摘した。
 これで横浜DeNAは貯金がなくなった。今季からクライマックスシリーズのルールが変更され、ファイナルステージでは、1位球団とファーストステージ勝者のレギュラーシーズンのゲーム差が10ゲーム差以上の場合、もしくはファーストステージ勝者のレギュラーシーズン勝率が5割未満の場合に「5勝先勝の7試合制」でアドバンテージが2勝となる。
 2024年の“下克上日本一”の再来を狙うには勝率5割キープは絶対条件。横浜DeNAも残り8試合で負けられない戦いが続くが、阪神とは3試合残っている。阪神の優勝の行方のカギを握るチームでもある。

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