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「織田を強行指名した巨人はなんで?と意図が見えない最低評価」元ヤクルト編成部長がドラフト成否を独自採点…「ほぼ満点はソフトバンク。渡部海に勝負にいかなかった阪神は70点」

 オリックスは最速153キロ右腕で3年春にはノースアジア大学戦で連盟タイ記録となる19奪三振をマークして大学侍ジャパンにも選出された富士大の角田楓斗を1位で単独指名。2位で下能国際高時代には遊撃との二刀流で話題となり、駒大で最速158キロを出すまで成長した右腕の仲井慎、3位で1試合3発をマークしている大商大の大砲候補の外野手、春山陽登も指名できている。
 中日は渡部をクジで外すも外れでもロッテと競合した近大の最速156キロの本格右腕、宮原廉を引き当て、2位で社会人ナンバーワン外野手の評判のある王子の柴崎正人、3位で補強ポイントだった捕手の亜大の前嶋蘭を指名、4位では地元の中京高の二刀流もである鈴木悠悟を抑えるというバランスのとれた構成になった。
「捕手が高齢化し、石伊雄太一人では心もとないためそこが補強ポイントだったのだろう。渡部は外したが、地肩が強い前嶋を代わりに抑え、6位でもう一人打力のあるヤマハの清水智裕も指名してカバーした。素晴らしドラフト戦略。先発も足りず、中継ぎが崩壊していたので、阪神の藤川球児の現役時代に重なるボールを持つ宮原を指名できたことも大きいし、高校生の鈴木も面白い」
 続いて松井氏は「ほぼ成功。80点台後半の高評価をすべき」として、日ハム、広島の2チームをあげた。
 日ハムは”ネクスト大谷”の菰田を予想に反して単独指名に成功。2位で1m81、95kgの通算36発の右打ちの大型外野手である九州国際大高の牟禮翔、3位で甲子園優勝左腕でもある沖縄尚学の末吉良丞を指名するなど5人中4人が高校生。
 松井氏は「若手が伸びている育成の日ハムらしい凄いと形容詞できるドラフト。大化けする可能性を秘めた好素材を”うちでなんとかしてやる”という気概が見えた」と評価。
 また広島を「ゾンビタバコの問題で小園海斗と矢野雅哉が抜けて、その穴をどう埋めるかが最大のテーマだったが、即戦力内野手が少ない中で亜大の小柄だがパンチ力のある山里宝を指名できて5位で明大のショート光弘帆高も抑えた。また固定できなかった捕手も2位で巨人の小林誠司タイプでスピードがある立命大の西野啓人を指名した。高校生は、一人もいなかったが、来年を戦うための補強としては満足できた方ではないか」と分析した。
 全体で9番目、10番目の評価となるのがロッテと横浜DeNAだ。
「両チームのドラフトは悪かったわけではない。相対的な評価でこの位置になっただけで採点をすれば80点台」とした上で、「ロッテは大学、社会人が3人、高校生が3人とバランスが取れたドラフトだったが、来季のBクラス脱出のことを考えると、もう少し即戦力の寄せてもよかったのでは」と疑問を呈した。
 1位で鈴木を外し、外れで宮原も外して、関大の左腕、米沢友翔を指名。2位で高校ナンバーワン左腕の呼び声の高い最速156キロの高岡第一の前田侑大、5位では日ハムの達孝太に重なる1m90の奈良大付高の新城楓雅を指名、また4位で高校、大学でジャパンに呼ばれた東日本国際大の左打ちの外野手の黒田義信も抑えている。

 

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