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韓国は“日本キラー”34歳のベテラン左腕キム・グアンヒョンを先発させたが3回持たなかった(写真・AP/アフロ)
韓国は“日本キラー”34歳のベテラン左腕キム・グアンヒョンを先発させたが3回持たなかった(写真・AP/アフロ)

韓国メディアは日韓戦の大敗を「日本への恥ずべき敗北」「馬鹿げた結果」「屈辱的惨敗」と痛烈バッシング…「先発交代が遅かった」と指揮官の采配批判も

WBCの1次ラウンド第2戦、日本対韓国が10日に東京ドームで行われ、日本が13対4で逆転勝ちして開幕2連勝をマークした。第1戦で豪州に7-8で敗れていた韓国は2連敗で自力での1次ラウンド突破の可能性が消滅した。韓国メディアは「屈辱的な惨敗」「馬鹿げた結果」「日本への恥ずべき敗北」と大バッシング。イ・ガンチョル監督(56)の采配を「錆びた鋼の魔法」と厳しく批判した。

 「コールド負けにならなかったのは幸運」

 

 韓国がWBCの戦いで過去4勝4敗だった日本に歴史的な大敗を喫した。4-13の9点差で迎えた7回裏二死満塁の場面で、巨人の岡本和真を打席に迎えると、7回以降10点差以上に適用されるコールド負けの屈辱だけは、なんとか逃れようと、韓国ベンチは、10人目のロッテ・ジャイアンツのパク・セウンを投入した。12日のチェコ戦、もしくは13日の中国戦の先発が予想されていた右腕である。なんとか岡本を打ち取り、かろうじてコールド負けを避けた敗戦を、韓国メディアの『news1』は自虐的にこう総括した。
「韓国代表は宿命の戦いである日本戦に敗れた。先制点を奪って勢いをつけたはずが、投手陣が総崩れして順当に負けた。あまりにも悲惨な試合内容だったので、コールド負けにならなかったのは幸運だった。初戦のオーストラリアに続いて敗れた韓国は、上位2位までに入る可能性はほんのわずかとなり、3大会連続でWBCからの早期敗退の危機に瀕してしまった」
 同じく韓国メディアの『OSEN』は、3点のリードを一気にひっくり返された3回裏の韓国ベンチの写真を大々的に掲載。キャプションとして「韓国の選手たちは暗い表情で試合を見ている」と添えながら、自力でのベスト8進出が消滅した現実をこう伝えた。
「韓国野球は言い訳もなく日本に屈辱的な惨敗を喫した。完全なる敗北だった」

 韓国のイ・ガンチョル監督は、試合後の記者会見で「まだ終わっていない」と努めて前を向いた。会見の詳細を伝えた韓国の『SPOTVnews』によると、指揮官は、こう語ったという。
「早い段階で先制に成功したが、投手交代が遅れてしまった。ターニングポイントは3回裏だった。野球は得点をあげた直後に失点しなければ、次のイニングでも上手くプレーできる。そこで私は継投に失敗し、勝利を手放してしまった。打線はよく頑張ったが、われわれの若い投手陣は持っている能力を十分に発揮したとは言い難い。それでも彼らは日本を相手に素晴らしい経験を積んだ。彼らがもう少し成長すれば、十分に上手くプレーできると思っている」
 しかし、その声をそのまま受け取る韓国メディアはほぼなかった。
『SPOTVnews』はオリックスやソフトバンク、MLBのマリナーズなどで活躍したレジェンドで、今大会の解説者を務めるイ・デホ氏の「スピードがあってもコントロールがなく、相手打者を押し込めない投手では苦労する」というコメントを引用。そのうえでパク・セウンを除く9人の投手を厳しく非難した。
「韓国の投手陣が最も警戒していた打者は大谷翔平だった。大谷は確かに強打者だったが、最大の問題は大谷のように怖い打者がいたるところにいる日本の打線だった。特に大谷の前後を打つ打者も4番の村上宗隆を除けば好調で、2番の近藤健介や5番の吉田正尚らにはストライクゾーンに投げればヒットを打たれる。韓国投手陣は、それをかわそうとして走者をためて自滅した。3四死球を与えて5点を失った6回裏で、韓国はタオルを投げざるをえなかった。イ・ガンチョル監督は頭を下げたが、日本との差はさらに拡大し、残ったのは馬鹿げた結果だけだった」

 

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