「メッシのいないW杯はW杯ではない」6大会連続W杯出場を目指すアルゼンチン“レジェンド”メッシの怪我が軽傷見込みでファンが安堵…6月2日までにメンバー発表
前回カタール大会決勝で、ロシア大会に続く連覇を狙ったフランス代表と死闘を展開。延長戦を終えて3-3と決着がつかず、突入したPK戦を4-2で制したアルゼンチンが36年ぶり3度目の優勝を果たし、決勝での2ゴールを含めて7ゴールを決めたメッシがMVPにあたるゴールデンボール賞に輝いた。
悲願の優勝を勝ち取ったメッシは代表引退をにおわせる言動を見せていたが、翌2023年以降も「10番」を背負うエースとしてプレー。南米予選を独走で1位突破したアルゼンチンが14大会連続19度目のW杯出場を決めた中で、メッシ自身は「出られたらいいね」と語るにとどめ、北中米大会出場への明言を避けてきた。
しかし、アルゼンチンのリオネル・スカローニ監督は、国際サッカー連盟(FIFA)へ提出した予備登録メンバー55人の中にメッシの名前を書き込んでいる。イタリア、ブラジル両代表に続く連覇がかかる本大会に臨む26人の代表メンバーにも、背番号「10」とともに名を連ねると見られるメッシには数々の記録樹立が期待される。
北中米大会のピッチに立てば、前人未到の6大会連続W杯出場を達成する。ともに約20年にわたって世界のサッカー界を引っ張り、すでにW杯代表入りが決まっているポルトガル代表のロナウドも6大会連続出場がかかり、メッシは6大会連続のアシスト、ロナウドは6大会連続のゴールという大記録がかかってくる。
メッシはすでにW杯最多出場記録保持者になっている。前回カタール大会の決勝に出場した時点で自身の持つ記録を26試合に伸ばし、西ドイツ時代から5大会連続出場を果たし、25試合に出場したローター・マテウス(ドイツ)を抜いて単独首位に立った。今大会ではさらなる記録の更新が求められる。
さらに現役選手では最多となる通算13ゴールをマークしているメッシは、W杯歴代得点ランキングの4位タイにつけている。16ゴールで単独トップに立つミロスラフ・クローゼ(ドイツ)にどこまで迫れるのかにも期待がかかる。
初出場した2006年ドイツ大会から実に20年。個人として悲願にすえてきた優勝を成し遂げ、大会期間中の6月には39歳になるメッシが、おそらく最後となる大舞台でどのような伝説を残すのか。グループJでオーストリア、アルジェリア、ヨルダンと戦うアルゼンチンの代表メンバー26人は、大会規定により6月2日までに発表される。

