「井上尚弥はビビってオレを避けている。対戦すればクビが飛ぶ」カシメロが体重超過のネリから計6度のダウンを奪い4回衝撃TKO勝利…悪童対決を制してモンスターを挑発…実現の可能性は?
ネリは1.4キロも体重超過したが、カシメロは200グラムアンダーで一発クリアしていた。
実は亀田興毅氏の3150FIGHTとの契約はこの試合が最後だった。
2024年に横浜でのサウル・サンチェス(米国)戦で体重オーバーを犯してJBCから1年間の招聘禁止処分を受け、その試合で1ラウンドTKO勝ちしたものの、当時契約していた伊藤雅雪氏のトレジャーボクシングプロモーションに契約更新をしてもらえなかった。36歳のカシメロは未来を切り拓くには、何が何でもネリに勝ちアピールするしかなかったのだ。
ネリの体重超過もカシメロの気持ちに火をつけた。
「選手としては試合をしない決断もできた。だが、試合をした。3ポンド(1.4キロ)差は大きいよ。だがオレは男だ。根性を出して世間に認めてもらうために倒したんだ」
当日の朝8時に再計量を行い、リミットから4.5キロオーバーした場合に罰金を徴収することを条件につけたが、例え4.5キロをオーバーしても試合実施することは認めていた。ネリはギリギリの4.3キロオーバーで当日の再計量をクリアしている。衝撃の結末の遠因には両者のコンディションの差もあるだろう。
カシメロは上機嫌だった。
世界ランキングから外れていたが、フェザー級のWBC4位、IBF8位、スーパーバンタム級ではWBO5位のネリを倒したことでランキング復帰は確実となった。再び世界戦線に名乗りをあげることになったカシメロは、リング上ではモンスターの名前を出した。
「ネリと井上を比べると、井上の方がスピードがある。だがパワーはネリと一緒くらいじゃないか」
比較論まで口にするも次に戦いたい相手は井上ではなかった。
「やりたいのはアフマダリエフだ。亀田興毅さん次第だが、世界戦をやりたい。スーパーバンタム級でやりたい。欲しいのはWBCのベルトだ」
昨年9月に井上に判定負けしたムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)の名前をあげた。井上がスーパーバンタム級の4つのベルトを返上した後の王座決定戦にターゲットを絞っていることを示唆。そして、「井上にはもう興味がない」と言い放った。
「自分が戦いたいと言っても避けるじゃないか。オレのことをビビっているんだ。今日のネリ戦を見て、もっとビビった。家を出たくないと思っているだろう」
そう挑発した。

