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阪神の立石正広が4打席連続三振で涙を流す…2軍落ちは避けられず(資料写真・黒田史夫)
阪神の立石正広が4打席連続三振で涙を流す…2軍落ちは避けられず(資料写真・黒田史夫)

「泣いている場合か。阪神の将来を背負う逸材であることには変わりない」阪神の立石正広が屈辱の4打席連続三振に涙…2軍落ち避けられない状況も”辛口”球界大御所は異例の応援エール!

「立石はこれからの選手だ。データもクセも出て研究されて壁にぶつかるのは当たり前。ここからその上をさらに自分で考えて研究してどう対応するか。泣いてる場合じゃない。頭は良さそうに見えるし、乗り越えてくると思う。東京ドームの巨人戦であれだけ打ったことは認めてあげなきゃ。阪神の将来を背負っていく逸材であることには変わりはない」
 立石は、1月の新人合同自主トレ中に右足の肉離れを起こして、キャンプは2軍スタートとなり、実戦デビューが遅れた。3月17日の2軍のオリックス戦でデビューするも25日のオリックス戦で今度は左手首を痛めて、戦線離脱した。さらに4月14日のソフトバンク戦で復帰するも、今度は同17日の広島戦で右ハムストリングスの筋損傷を起こして再び戦列を離れた。5月12日に日本海リーグ石川との練習試合で実戦復帰し、2軍では11試合で打率.286、2本塁打8打点の成績を残して、42試合目となる5月19日の中日戦でやっと1軍デビューとなった。そして圧巻だったのが東京ドームデビューとなった5月22日からの巨人3連戦だ。1番に抜擢されると初戦に猛打賞、第2戦では2安打2打点で3-0勝利に貢献、第3戦では佐藤をライトに回して、立石を三塁で起用し、プロ1号2ランを含むマルチ安打で巨人3タテの立役者となった。
 広岡氏は、立石の長所をこう見ている。
「打者として積極性に加えて柔軟性がある。ホームランは逆方向に放り込んだが、ああいう打球は体幹とリストが強くなければ打てない。今は、来た球を内外へ打ち返すだけという段階で、まだ読み、反応が備わってはいない。そこがプロの壁となったわけだが、そこを身につけてくれば頼れる選手になる。森下クラスの素材だ。ここから這い上がればいい」
 立石が2軍落ちすることになると、ライトに回した佐藤を再び三塁に戻すかどうかの問題も出てくる。だが、残り1試合を残した交流戦で5勝12敗と大きく負け越してリーグ戦順位を3位に落とした状況を考えると、立石を我慢して起用し続けるのも難しい。立石がビッグスターになるための試練。悔し涙を成長への糧へと変えてもらいたい。
 (文責・駒沢悟/スポーツライター)

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