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先制点を決めたのはボランチではなくトップ下でプレーした鎌田大地だった( 写真:新華社/アフロ)
先制点を決めたのはボランチではなくトップ下でプレーした鎌田大地だった( 写真:新華社/アフロ)

「日本代表を見てみろ。数年前から準備を積み重ねてきたチームと対等に戦うのは不可能だ」大敗のチュニジアDFが怒りのチーム批判…スウェーデンメディアは「日本に勝つのはスリル」と悲観論

 しかし、チームが半ば崩壊している状態では、25日(日本時間26日)のオランダとのグループステージ最終節も勝負にならないだろう。日本戦に先駆けて行われた第2節でスウェーデンを5-1と粉砕。1勝1分けの勝ち点4ポイント、得失点差を「+4」として首位に立ったオランダのノックアウトステージ進出はほぼ確実となった。
 日本の圧勝はスウェーデンにも衝撃を与えた。
 現時点で勝ち点と得失点差でオランダと並び、総得点でわずか1点及ばない2位の日本に対して、スウェーデンは勝ち点3ポイント、得失点差「0」の3位。最終節の直接対決で勝てば2位以内を自力で決められる状況にある。
しかし、同国メディアの『NYHETER24』は悲観的な見通しを伝えた。
「日本に惨敗したチュニジアは、ハイチ、トルコに次ぐ3番目のW杯敗退決定国となった。これでスウェーデンにとってはノックアウトステージへ進出するための条件が明白になった。日本に勝てば自動的に進出できるが、その道はかなりのスリルを伴うだろう。オランダに喫した大敗の代償を支払う展開とも言えるが、だからと言って落ち込む必要もない。今大会では各グループで3位になった12チームのうち、成績上位の8チームも次のラウンドへ進める。現時点におけるスウェーデンの勝ち点3ポイントは8チームの中に入ると考えられ、4ポイントになればほぼ保証されるからだ」
 要は引き分けでもOKで、負けても大差でなければかまわないという見解だ。それでも別の同国メディア『SPORTBLADET』はダブルエースの一人、ヴィクトル ギェケレシュ(アーセナル)が日本戦へ向けて立て直しを誓うコメントを伝えた。
「オランダ相手に良い攻撃からチャンスを作り出せていただけに、5失点という結果に非常に嫌な気持ちが残っている。今日はもっと得点できたかもしれない。次の日本戦へ向けて、チーム全員がすべてをさらに良くしていく必要がある」
 同じ状況は日本にも当てはまる。
 同時間帯に行われる最終節で、オランダの試合経過をコントロールできない。スウェーデンに勝ってもグループ2位となる可能性も大きい。だからと言って敗れて、グループ3位でノックアウトステージへ進む道も避けたい。
 グループFを3位で通過した場合、ノックアウトステージ初戦のラウンド32ではグループA、B、D、E、Iの1位のいずれかと対戦する。そして現状ではフランスとノルウェーがいるグループIの1位と対戦する可能性が最も高い。
 2位以内で進出した場合も、ブラジルとモロッコがいるグループCの2位以内とたすき掛けで対戦する。そして、グループCの最終節は24日(同25日)に行われるため、両強豪国の順位もすでに決まった状況で日本は最終節を迎える。
 グループFを2位以内で突破した場合、ラウンド32は中3日の29日(同30日)に行われる。選手たちの蓄積疲労を考慮しながらターンオーバーも行い、なおかつ引き分け以上の結果を求める。ゲームマネジメントで極めて難しい90分間が、チュニジアに4発で大勝して再び世界を驚かせ、評価を高めた森保ジャパンを待っている。

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