• HOME
  • 記事
  • 格闘技
  • 7.20両国で最強挑戦者と戦うWBC王者の岩田翔吉が発言した「次に戦いたい2人」は誰なのか…「マサイ族戦士の世界観に刺激」
7.20両国で最強挑戦者を迎え討つWBC世界ライトフライ級王者の岩田翔吉
7.20両国で最強挑戦者を迎え討つWBC世界ライトフライ級王者の岩田翔吉

7.20両国で最強挑戦者と戦うWBC王者の岩田翔吉が発言した「次に戦いたい2人」は誰なのか…「マサイ族戦士の世界観に刺激」

 加えて徹底している栄養管理も影響している。練習の合間の水分補給は「温泉水」にするこだわりで、1か月前から肉を断ち、魚中心の食事メニューで菜食をメインとしている。映画俳優でありボディビルダーでもあるアーノルド・シュワルツェネッガー氏、テニスの“カリスマ”ノバク・ジョコビッチ、F1のルイス・ハミルトンらが出演した映画「ゲームチェンジャー」の教えに習ったものだ。大好きな「牛タン」は、試合が終わった後のご褒美。今回の合宿中にその「ゲームチェンジャー」を見直そうとしたが、もう見れなくなっていたため、今回の世界戦をライブ配信する「U―NEXT」にあったテレビ番組「クレイジージャーニー」で、マサイ族の戦士の第二妻に日本人女性がなった”ドキュメント”を見て刺激を受けたという。
「マサイ族は牛の血を飲むんですよ。さすがにそれは真似できませんが世界は広い。今あることがすべてじゃないんだと。いろんな考えカルチャーがあるんです」
 岩田の世界もこの指名試合をクリアすると一気に広がる。これまではベルトの統一を公言していたが、この日は「自分の中で戦いたい相手が2人います。今回の試合をしっかりと勝ち切ってから発言したいと思っています」と語るに留めた。
 その2人は誰なのか。一人人は間違いなく、昨年3月のV1戦で敗れたWBA&WBOの統一王者のサンティアゴだ。サンティアゴは、9月2日に横浜で防衛戦が決まっていて、ベルトの行方は定かではないが、4月に後楽園で元WBO世界ミニマム級王者の谷口将隆(ワタナベ)を3-0判定で下した試合を岩田はリングサイドで観戦。「眠気を誘う防衛」と王者の戦い方を批判した上で「うまいけれど強いと思ったことはない。オレが叩きのめす」と3団体統一戦を熱望していた。
 もう一人のIBF王者、タノンサック・シムシー(タイ、グリーンツダ)は9月26日に静岡県富士市でOPBF東洋太平洋ライトフライ級王者、マーク・ビセレス(フィリピン、駿河男児)の挑戦を受けるが、岩田が戦いたい王者はこの試合の勝者ではない。岩田の頭にあるのは1階級下のミニマム級でWBAスーパー、WBOの2階級王者であるコラーゾだ。15戦12KO無敗のハードパンチャー。米リング誌は、この最軽量級のコラーゾをパウンド・フォー・パウンドの10位にランキングしている。コラーゾは。ライトフライ級への階級アップを目論んでおり、岩田との一戦が実現すれば、世界的に注目を集める軽量級でのビッグマッチとなる。
 輝く未来を切り拓くためには岩田にとって絶対に負けられないV1戦となる。
(文責・本郷陽一/RONSPO、スポーツタイムズ通信社)

関連記事一覧