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絶不調だったアストンマーティンが13位&14位と奇跡の浮上(写真・ロイター/アフロ)
絶不調だったアストンマーティンが13位&14位と奇跡の浮上(写真・ロイター/アフロ)

「もはや最も遅いチームではない」なぜハンガリーGPでアストンマーティンが奇跡的な13位&14位に浮上できたのか…16か所もの車体アップデートでホンダPUが機能

 むしろ21ポイントで7位のハース、12ポイントで8位のアウディ、11ポイントで9位のウィリアムズに大きなプレッシャーを与える。公式予選を終えた段階ですでに衝撃を覚えていたウィリアムズのアレックス・アルボン(タイ)のコメントを、英国のモータースポーツ専門メディア『THE RACE』が伝えた。
「アストンマーティンが投入したアップグレードの効果は、まるで夢を見ているようだった。直線のスピードだけなら彼らと競えるかもしれないけど、コーナーでは彼らのほうがはるかに速い。僕たちも今後にアップグレードを予定しているけど、その内容を知っている僕としては、まさに目から鱗が落ちるような思いになったよ」
 アストンマーティンのアップデートよりも、ウィリアムズがはるかに劣っていると気づかされたとアルボンは驚きを込めて言っているのだろう。しかも、アストンマーティンのアップデートは車体がメインだった今回が第1弾であり、次はいよいよホンダ製のPUに改良が施される第2弾が待っている。
 英国のF1専門メディア『GP BLOG』は「特ダネ」と銘打った上で、アストンマーティンがそのままブダペストに残り、改良型のホンダ製PUをマシンに搭載した走行テストが29日にハンガロリンクで行うと速報。その上でホンダF1の折原伸太郎トラックサイド・ゼネラルマネージャー兼チーフエンジニアのコメントを伝えた。
「私たちの目標はオランダGPです。オランダGPで新しいパワーを発揮できるように、タスクリストを完了させるために懸命に取り組んでいます。もちろん性能を向上させるとともに、信頼性も高めていかなければいけない。まだ完了すべき課題は山積みですが、オランダGPまでには目標を達成したい」
 ハンガリーGPをもってF1はサマーブレイクに入り、8月23日に決勝が行われるオランダGPから再開される。サマーブレイク中に45歳になる大ベテランのアロンソは、前出のフラッシュインタビューをこう締め括った。
「エンジンのアップデートも楽しみにしている。直線におけるスピードの面で、もう少し競争力を高めたいからね。基本的にチャンピオンシップの後半戦が、私たちにとって新たなスタートになるとを思っている」
 オランダGPでアストンマーティンがさらなる変貌を遂げて、両ドライバーが入賞を争うレベルに達していれば、今季のF1の勢力図も大きく変わってくる。

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