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サーキットに帰ってきた角田裕毅は自然と笑みがこぼれた(Getty Images / Red Bull Content Pool)
サーキットに帰ってきた角田裕毅は自然と笑みがこぼれた(Getty Images / Red Bull Content Pool)

「戦いたくてウズウズしていた」ハジャーの怪我で角田裕毅がオランダGPからレーシングブルズで電撃復帰…最大イタリア、スペイン、アゼルバイジャンまで計4戦参戦の可能性も

 F1の今季第12戦、オランダGPが今日21日、同国北部のザントフォールト・サーキットで開幕する。サマーブレイク明けの一戦で、レッドブル及びレーシングブルズのリザーブ兼テストドライバーの角田裕毅(26)が、レーシングブルズで今季初出場を果たす。レッドブルのアイザック・ハジャー(21、フランス)が怪我で欠場し、姉妹チームのレーシングブルズからリアム・ローソン(24、ニュージーランド)が昇格した中で緊急参戦する角田は「戦いたくてウズウズしていた」と、昨季最終戦のアブダビGP以来となるサーキット復帰へ声を弾ませた。ハジャーの回復次第では、イタリア、スペイン、アゼルバイジャンまで計4戦で継続出場できる可能性も出てきた。

 ビーチで楽しんでいる時に聞いた朗報

 角田がサーキットに帰ってくる。
 GP開幕前日にサーキット内で行われる恒例のメディアデー。レーシングブルズから今季の後半戦初戦のオランダGPで初出場を果たす角田は、慌ただしい動きの中で決まったサーキットへの復帰へ「とてもワクワクしているし、コンディションも整っている」とF1公式サイトなどの取材に対して声を弾ませた。
「サーキットに戻って来られて本当にうれしい。ずっと待っていた。ここ数カ月間は、リザーブ兼テストドライバーとしてモニター画面を見ていた。実はシーズンが始まってから、ずっとマシンに乗って他のドライバーたちと戦いたくてウズウズしていた。この(レーシングブルズの)マシンに乗るのは初めてだけど、それでも本当にワクワクしている。僕の目標はこの瞬間をただただ楽しむことだ。もちろん100%のパフォーマンスを注いでいく。その中で良い結果が出るように願っている」
 角田がサーキットを走るのは、14位でフィニッシュした昨年12月7日のアブダビGP決勝以来、258日ぶりとなる。昨季最終戦をもってレッドブルのシートを失い、今季は姉妹チームのレーシングブルズを含めてリザーブ兼テストドライバーを務めてきた角田の下へ緊急連絡が入ったのは18日だったという。
「この知らせを聞いた火曜日は、僕はギリシャでトレーニングを……いや、そのときは確かビーチで楽しんでいたと思う。そこで『今週末に僕がレーシングブルズのシートに座るかもしれない』と連絡を受けた。その瞬間、半分は興奮してワクワクしつつも半分は疑うところがあった。この世界は次に何が起こるかがわからないからね」
 レッドブルの発表によれば、ハジャーがサマーブレイク中に手首を負傷したためにオランダGPを欠場。レーシングブルズのローソンがハジャーのシートへ急きょ昇格し、ローソンに代わって角田がレーシングブルズから参戦する。
 ハジャーの負傷に関して、レッドブルは部位や程度、全治までの時間などを含めた詳細を公表していない。さまざまな憶測が飛び交う中で、英国の公共放送『BBC』は独占情報として次のように伝えた。
「ハジャーはボクシング中に手首を骨折したと伝えられている」
 こうした情報を受けて、英国のF1専門メディア『F1 OVERSTEER』は「ハジャーの欠場はさらに続く可能性がある」とこう伝えた。
「ハジャーがいつ怪我を負ったのかは不明だが、今週序盤と考えて間違いはない。ハジャーは月曜日に、今週末に着用する予定だった特別なヘルメットを披露したばかりだった。実際に骨折だとすると、通常は治癒するまでに3週間から4週間を要する。F1ドライバーの回復時間が通常のアスリートよりも早い傾向を考えると、ハジャーは運転中の不快感を受け入れる覚悟を決めて早期復帰するかもしれない。しかし、彼が9月6日決勝のイタリアGPで復帰するのは極めて厳しいと言わざるを得ない」

 

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