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18歳の藤木勇我が上から目線で余裕の握手(写真・山口裕朗)
18歳の藤木勇我が上から目線で余裕の握手(写真・山口裕朗)

「中量級には世界を狙える藤木がいるぞ!僕の1日にしたい」井上尚弥の最有力後継者“ザ・キング”藤木勇我がプロ2戦目を前に吠える…次戦でWBOアジアSフェザー級王者の大畑俊平に挑戦へ

 試合後にはビッグな発表が用意されている。
 8月20日に行われた公開練習では大橋会長が「2試合目が終わった時点でまた大きな試合が決まりましたので発表したい」と爆弾発言をして波紋を広げた。その「大きな試合」は地域タイトル戦でスーパーフェザー級。対象は日本王者、奈良井翼(RK蒲田)、OPBF東洋太平洋王者の波田大和(帝拳)、WBOアジアパシフィック王者、大畑俊平(駿河男児)の3人だったが、この日までに筆者の取材で一人に絞り込まれた。
「結果と内容次第で」(大橋会長)試合後に発表される対戦相手はズバリ大畑だ。
大畑は9戦8勝(5KO)1敗の超好戦的な25歳の右構えのボクサーファイター。3月には、王者の齋藤麗王(帝拳)を足を止めた壮絶な打ち合いの末、7回TKOで下し初のベルトを奪取したばかりだ。
 藤木との試合が実現するなら、どちらが勝ってもKO必至の打撃戦になることは間違いない。ただ大畑は9月26日に静岡で元王者のペテ・アポリナル(フィリピン)との防衛戦が予定されていて、藤木と同様、2人とも次戦をクリアすることが条件になる。
 “次”について聞かれて藤木が言う。
「そこはまったく見ていない。今回、自分のパフォーマンスに期待している。勝って先が見えてくる」
 いらぬ雑念を振り払う集中力が不気味だ。
 計量後の勝負メシは焼肉。
「タンが大好き。ヒレも。(一緒に)お米を一杯食べます」
そういう話をするときは、ザキングは18歳の若者の顔になった。

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