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W杯でアルゼンチンを準優勝に導いたメッシが代表引退を表明した(写真・ロイター/アフロ)
W杯でアルゼンチンを準優勝に導いたメッシが代表引退を表明した(写真・ロイター/アフロ)

メッシが「ハリーポッター」の“魔法のペン”を使った3枚の自筆手紙でアルゼンチン代表引退を表明…W杯決勝の2日後に書いた決意を今公表した真実は「※注釈」の12語に

 アルゼンチン代表FWで現在インテル・マイアミでプレーしているリオネル・メッシ(39)が代表引退を自身のインスタで発表した。引退について綴った3枚の手紙と動画を公開したもので、メッシは6大会連続出場となった先のW杯北中米大会の決勝でスペインに敗れた2日後にこの手紙を書いたという。※をつけた注釈として、父であり、代理人でありマネージャーであるホルヘ・メッシ氏(享年68歳)を8月8日に亡くしたことが引退決意の決定打となったことを明かしている。

 

(メッシのインスタより)

 父ホルヘ氏の死で最終決断

「決勝から時間が経って、色々と考えた末、皆に伝えたいと思います。僕はアルゼンチン代表を引退します……」
 スーパースターの衝撃的な決断だった。
 6大会連続出場となったW杯北中米大会で8ゴールをマーク。W杯通算ゴールを「21」まで伸ばして39歳にして今なお存在感を見せつけアルゼンチンをスペインとの決勝まで導いたメッシが今大会を最後にアルゼンチン代表から引退することを自身のインスタで3枚の自筆手紙と動画を公開するという形で発表したのだ。
 メッシは、その決断が簡単ではなかったことをこう明かしている。
「それは心の底から痛み、今もなお胸が痛む決断でした。でも、今がその時なんだと理解しています。残された時間は少なく、いくつもの時代が終わりを迎えています。そして、これは僕にとってとてもつらいものです。僕はアルゼンチン代表にいることを愛しているし、愛してきたし、これからもずっと愛し続けます。僕はすべてを出し切りました。もう与えられるものは残っていません。それに後ろには代表にふさわしい、とても優れた若い選手たちがたくさん控えています」
 メッシは代表に人生を捧げ「アルゼンチン人であることを誇りに思ってもらうために」すべてを出し切ったことを強調した。
 そして代表引退を決断することへの決定打となったのが、8月8日に亡くなった父ホルヘ氏の死だった。
 インスタ※をつけた注釈としてこう付け加えられていた。
「※この言葉を書いたのは7月21日、決勝の2日後です。今日、父のことがあって、以前よりもさらに確信を持っています」
 スペインとの決勝戦の2日後に引退を決意したもののそれを公表することに迷っていた。だが、13歳のメッシをバルセロナに移住させてくれ、その後、父として、代理人として、マネージャーとして、メッシの一番の理解者として、バルセロナ、パリサンジェルマン、インテル・マイアミと続くサッカー人生を支えてくれた父の死去が、彼にその手紙を公表させた。
 アルゼンチンメディア「Ole」も「メッシの声明文にある注釈が代表引退の真実を12語で説明している」との見出しを取って「メッシは、ホルヘの死を理由に引退を決断したわけではない。決断そのものは、それ以前にしていた。しかし、父親を失ったことが、その決断を最終的に確信させたのだ」と伝えた。
「アルゼンチン代表は彼の人生の大きな一部だった。しかし、家族もまた、彼の人生において大きな存在だった。そして、ホルヘはそのすべての歩みの中で、ずっと彼のそばにいたのだ」
 またアルゼンチンメディア「TYCスポーツ」は手紙を書いたペンが映画「ハリーポッター」の魔法のペンであることに注目した。

 

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