「再び幸運が訪れた」角田裕毅の4日開幕イタリアGP出場が決定!ハジャーの怪我が回復せず2戦連続レーシングブルズから参戦…「まだ不透明な」来季F1復帰のアピール機会に
F1のレーシングブルズが2日に公式SNSを更新し、4日開幕のイタリアGPでリザーブ兼テストドライバーの角田裕毅(26)がオランダGPに続いて参戦すると発表した。左手首を骨折したレッドブルのアイザック・ハジャー(21、フランス)が再び欠場。レーシングブルズのリアム・ローソン(24、ニュージーランド)が代わりに参戦する措置に伴うもの。今季初参戦で11位に入ってオランダGPで評価を高めた角田へ、海外メディアは「将来が不透明なままの角田が再び印象を残そうとしている」とわずかに可能性が残るとされる来季のシート獲得へ、正念場のレースになると伝えた。
レッドブルが公式Xで発表
F1復帰を目指す角田に再びチャンスが訪れた。
レッドブルは2日午後にチームの公式X(旧ツイッター)を更新。前戦オランダGPに続いて、絶対的エースのマックス・フェルスタッペン(オランダ)とローソンの陣容で、4日開幕の今季第13戦のイタリアGPに臨むと発表した。
サマーブレイク中のトレーニングで左手首を骨折したとされるローソンの状態について、レッドブルは声明の中でこう綴っている。
「アイザックはサマーブレイク中に負った怪我から、引き続き順調な回復を見せている。チームは彼のリハビリ状況を注意深く見守っていて、競技復帰に関しては不必要なリスクは一切冒さず、彼の早期回復を願っている方針でいる」
同時にレーシングブルズも公式Xを更新。引き続きアービッド・リンドブラッド(英国)と角田の陣容でイタリアGPへ臨むと発表した。
「裕毅は今週末のイタリアGPで、このチームから参戦する予定です」
サマーブレイク中に行ったボクシングのトレーニングで左手首を骨折したとされるハジャーの復帰に関して、レッドブルはイタリアGP初日のフリー走行1回目(FP1)に出走させた上で、最終的な決定を下す方針を固めていた。
ハジャーも自身のXで「回復が早い。毎日少しずつ可動域が広がり、次戦に希望を持てている」と綴っていた。しかし、英国のF1専門メディア『F1 OVERSTEER』は今週に入って事態が大きく変わったと次のように伝えている。
「今日行われたフィットネスチェックの結果、ハジャーがモンツァ(イタリアGP)で復帰する準備ができているとレッドブルは受け止められなかった。時計回りのコースを走るモンツァで、右コーナーの多さはハジャーの左手首に大きな負担をかけて、患部にさらなるダメージを与える可能性が高い。ハジャーが強行出場した場合、レッドブルは今季のすべてのレースを欠場するおそれがあると懸念し、11日開幕のスペインGPで復帰できるかどうかを慎重に見極める方針を固めた」
角田はレッドブルのセカンドキーパーを務めた昨季限りで、5年間に渡って守ってきたF1シートを失った。今季はレッドブル及び姉妹チームのレーシングブルズのリザーブ兼テストドライバーへの降格を受け入れ、来季のF1復帰する道を探ってきた中で、電撃復帰したオランダGPで11位と健闘した。
その上で再び参戦するイタリアGPを、英国のF1専門メディア『GP BLOG』は「角田に再び幸運が訪れた」と次のように伝えた。
「ハジャーがいつ復帰できるかは不明だ。モンツァのわずか1週間後にはマドリードでスペインGPが開催される。このサーキットには急勾配のバンクコーナーがあり、手首の怪我を抱えるドライバーにとって大きなリスクが生じる可能性がある」

