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燃料トラブルでタイムロスした角田裕毅はイタリアGP予選でQ1敗退の17番手と出遅れる(Getty Images / Red Bull Content Pool)
燃料トラブルでタイムロスした角田裕毅はイタリアGP予選でQ1敗退の17番手と出遅れる(Getty Images / Red Bull Content Pool)

「何だよこれ!バッテリーが全然ないよ」角田裕毅がマシン“トラブル”に激怒!0.5秒以上もロスしてQ1敗退、17番手と出遅れるも今日の決勝へ「逆襲?可能性はある」と強気

 F1で言う「デプロイ」とは「デプロイメント」とも呼ばれ、ERS(エネルギー回生システム)で回収した電気エネルギーをどこでどれだけ使うのか、あるいは電気エネルギーの放出そのものを指す。イリオポロス氏とのやり取りから、Q1でタイムを伸ばせなかった理由が伝わってくる。実際に角田はこう語っている。
「1回目と2回目のアタックで、ストレートだけで0.5秒以上はロスしていた。何が起きていたのか、何が原因だったのかはわからないけど残念だし、あまり楽しめなかった。でも自分がコントロールできることは最大限にやったと思っている。コーナーだけを見れば十分に次(Q2)の順位に入れていたはずだからね」
 3回目(Q3)進出を果したリンドブラッドと明暗を分けた公式予選の結果に、レーシングブルズの最高技術責任者ティム・ゴス氏は、F1公式サイト上で「今日は私たちにとって、複雑な感情を抱く一日だった」と次のようにコメントした。
「強力な私たちのマシンに対してセットアップを調整し、中速と高速で究極の空力プラットフォームを活かしつつ、直線での空気抵抗削減における最良の妥協点を引き出した。さらに予選セッションのアウトラップでは、タイヤ準備とパワーユニットのバッテリーレベルの準備を両立させようとしたが、裕毅の最初の予選セッションは計画通りにはいかず、私たちは競合するすべての要件を正しいタイミングで満たせなかった。モンツァはエネルギー管理に関して(オランダGPが開催された)ザンドフォールトとはまったく異なるコースなので、調整すべき点が多いと言える」
 公式予選では角田の盟友ガスリーが、キャリア初のポールポジションを獲得するビッグサプライズを起こした。今日6日の決勝では、ともにグリッド降格のペナルティを受けているメルセデスのキミ・アントネッリ(イタリア)が20番グリッド、ローソンが21番グリッドからスタートするのに伴い、角田は15番グリッドに繰り上がる。
 マシンが明らかに本来の性能を発揮していない状況下で、決勝も厳しいレースになるのか。こう問われた角田は「いや、可能性はあるよ」とこう答えている。
「FP3と予選の間には十分な時間がなかったけど、明日まではまだ時間がある。その間に何ができるか。何をするべきなのか。状況を見ていきたい。明日は15番グリッドからスタートするので、少しでも前進する結果を求めていきたい」
 怪我からの完全回復へ向けてリスクを冒したくないとするレッドブルの方針で、ハジャーは11日開幕の次戦スペインGPも欠場する見込みとなっている。その場合、ローソンは引き続きレッドブルで参戦するが、リザーブ兼テストドライバーの角田がレーシングブルズで3戦連続のチャンスを手にできる保証はない。
 レーシングブルズのチームプリンシパル、アラン・パーメイン氏はオランダGP決勝で入賞に迫る11位と健闘した角田の走りを評価して、イタリアGPへ参戦させることを決めた。つまり次戦スペインGPを走れるかどうかはイタリアGPの結果次第。角田が望む来季のF1復帰へのアピールにもなる決勝は日本時間6日22時から行われる。

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