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昨年5月にダウンを奪うも井上尚弥に8回TKO負けしたカルデナスが5.2東京D決戦を展望(写真・山口裕朗)
昨年5月にダウンを奪うも井上尚弥に8回TKO負けしたカルデナスが5.2東京D決戦を展望(写真・山口裕朗)

「井上が必ずしも中谷を倒せるとは限らない」井上尚弥からダウンを奪い中谷潤人と99回スパーをしたカルデナスが5.2東京Dを注目予想…「潤人が勝つにはリーチを生かす必要が」

 井上は2024年5月の東京ドームでルイス・ネリ(メキシコ)に1ラウンドに左フックでダウンを奪われ、カルデナスにも同じ左フックで倒された。そこが中谷陣営の狙い目ではあるが、カルデナスはこんな見方をしている。
「潤人が自分やルイス・ネリのようにオーバーハンドの左で井上を倒すのは簡単じゃない。井上はそれを100%警戒しているからね。自分との試合以降、井上が左を当てさせない対策をしてきたのは明らかだ。右手をしっかり顎に付けて左を通させない練習を徹底しているはずだよ。先に大きなミスを犯した方が代償を払うことになる。KOになるかどうかは分からない。お互い適応力があるからね。ヘルナンデスが潤人を倒せなかったんだから、井上も必ずしも倒せるとは限らない。どちらも主導権を奪い合う展開になると思う」
 ただカルデナスは、ファンが知りたい勝敗予想の結論は出さなかった。
現在はWBA2位、WBC4位に位置しており、この4本のベルトへの再挑戦を目論んでいるからだ。井上が勝った場合、この階級では、WBC,WBA、WBO世界スーパーフライ級王者のジェシー“バム”ロドリゲス(米国)との1戦のみを戦い、その後、フェザー級へ階級を上げる予定だが、中谷が勝てば、挑戦者として名乗りを上げるつもりでいる。実際、今回の東京ドーム興行のアンダーカードへの参戦交渉を水面下で進めていた。
「どちらが上か、誰が勝つかは言わないようにしたい。何を言っても(今後の対戦を狙う私が)損をするだけだからね。本音の予想は自分の中に留めておくよ。言える一番の答えは“ボクシングの勝利”になるということだ。この試合こそボクシングに必要なものなんだ。全盛期に無敗のまま戦う決断をした2人は称賛に値する。本来なら対戦を避けることもできたはずだ。この2人の日本人戦士は模範を示している。そして誰もがそれを称賛している」
 今日30日に公式会見、明日5月1日に後楽園ホールで公開計量が行われて、5月2日にいよいよゴングだ。

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