W杯でスパイ騒動?!韓国の非公開練習場に正体不明のドローンが出現して騒然…メキシコ軍が妨害電波で撃墜も男性の外国人2人は逃走…次戦相手のメキシコが関与していれば没収試合の可能性も
W杯北中米大会で白星発進した韓国は18日(日本時間19日)にメキシコのグアダラハラで開催国のメキシコとの大一番に挑むが、非公開にしていた練習会場に不審なドローンが出現して、メキシコ軍が妨害電波を発射して撃墜するという騒ぎがあった。戦術的な練習に入る前に撃墜されて対メキシコ用の作戦がばれることはなかったそうだが、韓国メディアは「もしメキシコサッカー協会が関係していれば没収試合になる可能性がある」と報じた。
犯人はドローンを回収して逃走
韓国の非公開練習会場に正体不明の不審なドローンが出現した。
韓国メディア「世界日報」によると、韓国代表チームはメキシコ・グアダラハラ近郊のサポパンにあるチーバス・バジェ・ベルデで17日に非公開練習を実施した。
「外部との接触を最小限に抑え、戦術練習に集中して完成度を高めることが狙いだった」という。
だが、練習開始直後に謎のドローンが練習会場の上空に現れ、現場は騒然となった。
韓国代表の警備要員が最初にそのドローンを発見。ただちに現場に配置されていたメキシコ軍のドローン対策要員が妨害電波を発射してドローンを練習場付近へ墜落させた。韓国代表の安全管理責任者と現地警察、軍部隊が墜落地点へ急いで向かったが、到着する前に操縦していたと見られる外国人男性2人が墜落したドローンを回収して逃走したという。
幸いにして、選手たちは敏捷性や瞬発力を高めるためのウォーミングアップ(コーディネーショントレーニング)を行っていたところで戦術練習には入っていなかったため、韓国代表チームの関係者は「戦術練習が始まる前のウォーミングアップ段階で事態が終了したため、代表チームの戦術上の機密保持には影響がなかった」とコメントしている。
現場にいた国際サッカー連盟(FIFA)の関係者はメキシコの現地警察に捜査を依頼したが、逃走した外国人男性2人についてはメキシコ代表の関係者であるかどうかを含め、身元はまだ確認されていない。
別の韓国メディア「チャンネル4」によると、近年、このような事例が頻繁に発生していることから、2年前のユーロ2024大会からドローン対策が整備されているという。
韓国代表チームの広報であるイ・ジェチョル氏は、こうコメントしている。
「実際のところ、韓国代表が海外でトレーニングを行っている際に違法ドローンが出現するケースは時折ありますので、現場で対応すること自体に大きな困難はありませんでした。調査結果を見守る必要があると思います」
ただ同メディアは、今後の捜査次第では大問題に発展する可能性を示した。
「犯人がメキシコサッカー協会と関係していた場合は、没収試合(不戦敗)にまで発展する可能性がある」
実際に今年5月のイングランド・チャンピオンシップの昇格プレーオフを前にサウサンプトンがミドルズブラ、オックスフォード、イプスウィッチのチーム練習を密かに撮影していたことが発覚し、サウサンプトンが、失格処分を受け、来季の勝ち点4を奪われる事例があった。

