「監督はロナウドを外すのを怖がっている。恥ずべきだ」不発のクリロナをフル出場させコンゴにドローのポルトガル監督を元イングランド代表が痛烈批判…監督は「理にかなっていない」と反発
英BBCワンで解説した元フランス代表の左サイドバックとして活躍したガエル・クリシー氏も「もしパスの相手がロナウドでなかったらコンセイソンは自分でシュートを打っていたかもしれない」と、ロナウドの存在がチームにとってマイナスに働いていることを示唆した。
「試合前に私たちはロナウドがその人格や経験によって若い選手たちを助けるだろうと話していた。しかし時には、こうした選手は無意識のうちにあまりにも多くのスポットライトを浴びてしまうことがある。私はアーセナルやマンチェスター・シティでそうした選手たちとプレーした経験がある。あまりにも重要な選手がいると、無意識のうちにその選手が他の選手からあらゆるものを奪ってしまうように感じるんだ」
そしてクリシー氏もまたロナウドをフル出場させたマルティネス監督の選択を批判した。
「それが正しいか間違っているかは別として、そういう選手を外すと、他の選手たちが責任を引き受ける姿が見えてくる。これは自然なことだ。だからこそ監督の選択が重要になる。90分間を通じて私たちは『彼にはゴールを決める力があると分かっているが、それでも交代させるのだろうか?』と話していた。しかし同時に彼がピッチにいることで、試合が時に自然な流れではなくなってしまうことも分かっているんだ」
米「ニューヨークポスト」によるとマルティネス監督は、試合後会見で、これらの采配批判にこう反論している。
「私はすべての選手を同じように扱っている。ペナルティーエリア内へ侵入するのが難しい試合だった。守備が密集している状況ではロナウドの能力が必要だった。ゴールがどうしても必要な状況で、サッカー史上最高の得点者を交代させるというのは理にかなわない。ゴンサロ・ラモスを投入したのもそのためだ」
そしてこうも続けた。
「ペナルティーエリア内におけるロナウドの経験や、相手DFを引き付ける能力は重要だ。ゴールが欲しいなら、私はロナウドをピッチに残すだろう」
マルティネス監督は自らのサッカー哲学に沿ってロナルドをフル出場させたと強調した。

