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久保建英の負傷は軽傷なのか、重傷なのか(写真・ロイター/アフロ)
久保建英の負傷は軽傷なのか、重傷なのか(写真・ロイター/アフロ)

どっちが本当なんだ?!久保建英の怪我を巡って「今大会中の復帰は絶望」(地元メディア)と「深刻ではない。大会中の復帰可能性も否定できない」(ソシエダ幹部)の相反する情報が錯綜!

 狭いスペースの中でテクニックと創造性とを発揮できる久保を欠いた陣容でも、森保一監督は2024年6月から継続させてきた<3-4-2-1>は変えないと見られる。昨年末の段階で「世界と戦うからと言って、4バックに戻す必要はもうないかな」と明言。完成度を高めてきた<3-4-2-1>に自信をのぞかせていた。
 では、オランダ戦で左ウイングバック中村敬斗(スタッド・ランス)の同点ゴールをアシストした久保が担った右シャドーを誰に任せるのか。最も可能性が高いのは、オランダ戦を含めて右ウイングバックを担ってきた堂安律(アイントラハト・フランクフルト)を右シャドーに配置転換。右ウイングバックにはオランダ戦で途中出場した菅原由勢(ブレーメン)を起用する形となるだろう。
 右鎖骨の骨折が癒えた鈴木唯人(フライブルク)をそのまま右シャドーに起用する形もある。塩貝健人(ヴォルフスブルク)や開幕直前にフライブルクへの移籍が決まった後藤啓介、さらに左足の怪我を悪化させてチームから離脱した遠藤航(リバプール)に代わって追加招集された町野修斗(ボルシアMG)もシャドーでプレーできる。
 オランダ戦後に一時的に別メニュー調整を行った、1トップの上田綺世(フェイエノールト)もモンテレイ入りする前には全体練習へ復帰した。それでも森保監督が上田のコンディションを考慮する場合には、オランダ戦の終了間際に同点へ結びつくヘディングを放った小川航基(NECナイメヘン)を先発で起用。伊東純也(ゲンク)とともに上田も流れを変えるジョーカーとしてスタンバイできる。
 それでもチュニジアの守りを崩せない状況ではボランチを1枚に、前線を2トップにする<3-1-4-2>の“ファイヤー・フォーメーション”に移行する。3月のスコットランド、5月のアイスランド両代表戦だけでなく、オランダとの初戦でも<3-1-4-2>にして、リスクを冒してでもゴールを奪いにいった時間帯があった。
 前回カタール大会を振り返れば、グループステージ第2戦で守備を固めるコスタリカ代表を最後まで攻めあぐねた末に、不用意なミスから失点を喫して0-1で敗れた。苦い経験から弾き出された答えのひとつが“ファイヤー・フォーメーション”であり、2トップを組むための選手として塩貝、後藤、町野らを招集している。
 初戦で強敵オランダと引き分けた日本は、幸先良く勝ち点1をもぎ取った。しかし、ノックアウトステージ進出を確実にするためには、グループの中で最も力が落ちると見られるチュニジア戦での勝ち点3が必須となった。
 だからこそ「誰が出場しても同じ戦いを」という合言葉の下で継続してきた戦い方に、必要な場合にはリスクを冒してでもゴールをもぎ取りにいく。チュニジアも背水の陣を敷いてくる一戦は、W杯本大会における通算1000試合目のメモリアルマッチとして、現時時間20日午後10時(日本時間21日午後1時)にキックオフを迎える。

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