批判殺到!「なぜヴィニシウス・ジュニオールがPKを蹴らなかった?」ブラジルのPK失敗の人選を巡って物議…ギマランイス指名のアンチェロッティ監督の説明は「データを統計的に分析」
「私はヴィニ(ジュニオール)を責めるつもりはない。監督からの指示だったのであれば話は別だからだ。それでも最低限『自分に蹴らせて欲しい』と言うべきだった。エンドリッキは自らボールを持ち自分が蹴ろうとしたが、アンチェロッティ監督が蹴るなと言った。ヴィニはこのチームの中心選手なんだから自ら責任を引き受けることもできたはずだ」
攻撃的MFとしてアテネ五輪やコパアメリカにブラジル代表として出場しているアンドレス・ダレッサンドロ氏も同じ考えを示した。
「こんなことは何度もある。私は自信があるから蹴る。そして後で監督に説明すればいい。責任を引き受けなければならない。そういう瞬間こそ自分のキャリアを左右する場面になるんだ」
さらにW杯出場経験はないが、FWとしてAマッチに14試合出場しているパウロ・ヌネス氏も、2人の意見に同調し、ジュニオールが今大会で見せていた好調ぶりに言及した。
「彼は責任を引き受けるべきだった。今のヴィニはあれだけの状態だった。代表チーム最高の選手であり、大会得点王も狙っていた。重要なのは、その時の彼の勢いだった」
前出の「ge」によると、ジュニオール自身も、試合後、この批判の声にこう応えている。
「ミスター(アンチェロッティ監督)は試合前に誰がPKを蹴るかを決めているんだ。監督はブルーノを選んだ。私は一度も自己顕示欲が強かったことはないし、大会得点王になりたいと思ったこともない。だからブルーノが蹴った。彼の方が私よりPKが上手かったので、ミスターは彼を選んだ。それだけだ。私は一度も責任から逃げたことはない」
さらにこう続けた。
「きっと多くの人が『ヴィニは蹴りたがらなかった』と言うだろう。でも私は一度も逃げたことはない。レアル・マドリードでも、監督に任された時はPKを蹴っている。次のワールドカップや今後の試合に向けて、もっと準備をしなければならない」
ちなみにジュニオールは2025―2026年シーズンにレアル・マドリードで7本のPKを蹴り、5本成功、2本失敗という成績。ブラジル代表では、2023年のギニアとの親善試合でPKを成功させている。
ブラジルが16で敗退するのは1990年イタリア大会以来。2002年の日韓大会以来の覇権奪回はまたしても果たせなかった。ブラジル国民やメディアの怒りはまだまだ収まりそうにない。

