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巨人の橋上監督代行が繰り出した首位攻防スペシャル継投も不発に終わる(資料写真・スポーツ報知/アフロ)
巨人の橋上監督代行が繰り出した首位攻防スペシャル継投も不発に終わる(資料写真・スポーツ報知/アフロ)

なぜ?「3つ負けたら巨人は終わり」橋上監督代行の阪神との“首位攻防スペシャル継投”が不発に終わった理由とは?…今日負けで虎にマジック「23」点灯

 打線も6回まで村上の前に沈黙した。
 序盤に球数を投げさせたが1回から4回まではパーフェクトに抑えられた。5回二死から泉口、石塚が連打。二死一、二塁のチャンスを作るも中山はフルカウントからインコースのストレートに空振りの三振。阪神バッテリーの2人がガッツポーズをして吠えた。逃げた西舘とは対照的だった。
 7回にも一死からダルベック、大城の連打から泉口の犠飛で1点を奪うも、5回に失った4点目が大きくて3点差。橋上監督代行は、「序盤に失点して細かい作戦を使う展開にもならずあまり効果的な攻撃を仕掛けられなかった」と振り返ったが、浦田の足を絡める機動力野球で揺さぶられるような点差ではなかった。終始阪神に試合を支配された。8回は木下、9回は工藤の“160キロ継投”の前に一人の走者も出せず最後は、ダルベックの空振りの三振でゲームセットである。
 前出の評論家は5回の中山の空振りの三振についてこう解説した。
「体を使ってフルスイングしては村上のベース板でもスピン量の落ちないインコースのストレートにバットは当たらない。さばいて払う意識でスイングしなければならなかった。木下、工藤に対してもまったく何もできなかった。一言で言って巨人の打線は若い。経験不足だ」
 そしてこう提言した。
「若いなら若いなりに工夫の仕方がある。コンパクトなスイングを心掛けねばならない。バットを短く持つことで負けを認めたように感じるプライドがあるのなら、1ミリでも2ミリでも短く持てばいい。それを意識付けするだけでバットスイングがコンパクトになる。データも大事だが、巨人の首脳陣は選手への意識付けにフォーカスしてみればどうか」
 1.5差が再び2.5差に広がった。今日29日の第2戦に負ければマジック「23」、引き分けでも同「24」が点灯することになる。もう負けられない第2戦の先発は、6月11日の楽天以来となるマー君だ。今季は3勝3敗、防御率3.52。一方の阪神も8月15日の広島戦以来となる大竹というベテラン対決となった。
 前出の評論家はこうまとめた。
「3つ負けたら巨人は終わり。ただ一つでも勝てばまだかすかに希望は残る。第3戦に先発する小笠原の勝ちは計算しているのだろうから、問題は、このマー君が投げる第2戦だ」
 中継局によると、橋上監督代行は「頭は取れませんでしたがあと2つある。なんとか明日とって五分にして連勝できるように精一杯頑張りたい」とコメントしている。

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