森下翔太TG戦死球退場で藤川監督の発言が波紋!「本当に死球増加はマウンド形状の違いのせいなのか?」…SNSでは指揮官提案の新プロテクター採用を認めないNPBへの批判相次ぐ
阪神、ダイエー(現ソフトバンク)、ヤクルトで先発、抑えとして活躍した評論家の池田親興氏も「発達したトレーニングによる筋力強化の影響で、近年投手の出力が増し、加えて動くボールが全盛となっている時代では、死球が骨折などにつながるリスクが増している。投手のコントロール技術、打者の避ける技術が追いつかないのであれば、プレーに支障がないプロテクターを開発するのもひとつの手段」と提言していた。
「もし打撃に影響を与えないレベルのプロテクターができるのならば賛成だ。なぜNPBが藤川監督の提案を受け入れなかったのか。実際、使う側の選手の意見はどうなのか。球界全体で考えるべき問題だ。ただSNSでNPBが批判されているそうだが、報道で知る限り新プロテクターの提案が12球団の実行委員会で正式にされていたのかどうかはわからない。一方的に藤川監督の意見が正しい。NPBが悪いという見方も問題だと思う」
その一方で池田氏は、死球とマウンドの硬さ、形状との関連性については疑問を呈した。
「球場によってマウンドの硬さ、形状が違う問題は今年になって顕著に出てきた問題ではない。それぞれのマウンドにいかに適応するかがプロの技術。各チームはその対策をやってきている。その理論でいえばホームのチームの投手はコントロールミスで骨折につながるような死球を与えることがないということになる。それに今季もセ、パの死球数に大きな違いはない。ただ嫌な思いをしたくないのは、ぶつけられた打者も監督も、そしてぶつけた投手も監督も同じだろう。ワザと当てているような投手はいない。繰り返すが、死球にフォーカスされないようなゲームを願いたい」
昨季のセ・リーグのトータルの死球数は277個で今季はすでに256個で昨年を上回るペースではある。特に阪神は昨年の41個から56個とぶつけられるケースが増えている。ただマウンドの形状については、非常にアバウトではあるが、公認野球規則で定められており、近年はメジャーで使用されている硬い素材の土で固められているマウンドも増えている。また藤川監督は、特にセ・リーグで「違いが多い」とも口にしたが、今季のここまでの死球数は、トータルの試合数が3試合パ・リーグが多いものの、セが256個でパが259個でほぼ変わらない。
スポーツ各紙の報道によると、森下の診断結果は骨折ではなく打撲。最悪の事態を回避できて、阪神の首脳陣、虎ファンだけでなく、巨人の赤星、首脳陣も胸をなでおろしたに違いない。

