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阪神の藤川監督の発言が波紋を広げている(写真・黒田史夫)
阪神の藤川監督の発言が波紋を広げている(写真・黒田史夫)

「制限ってなんだ?」阪神の藤川監督が7連敗後に残した“謎のコメント”がSNSで波紋…虎OBの見解は?

 阪神の藤川球児監督(46)が15日の中日戦で7連敗を喫した後の“謎のコメント”が波紋を広げている。「自分たちに制限をかけながらする野球…」と発言したが、その制限が何を指すかががSNSで物議を醸した。阪神OBの一人は、2つの可能性と「いずれにしろ選手をかばったんだと思う」との見解を明かした。だが、コミュ力に懸念を残したまま逃げ切れるのかとの指摘もある。今日から試練の7連戦だ。

 「選手をかばった発言」

 残り16試合でマジック「14」はあってないようなものだ。阪神は勝負の9月でドロ沼の7連敗。球団史上初の連覇へ向けてチームは崖っぷちの状況にある。その中で藤川監督の試合後のコメントがSNSで波紋を広げた。6連敗となった14日の中日戦後には「何もしていないことはない。ジタバタはしない」と発言して、9月に入ってヒットのない坂本の起用を巡って賛否が飛び交い、そして物議を醸したのが、7連敗となった15日の中日戦後のこのコメントだ。
「自分たちに制限をかけながらする野球の中ですから、思い切りが薄れたりする苦しさもあると思いますけど、チームのためにやってくれていると思います」
 デイリースポーツなどスポーツ各紙の報道によると、藤川監督は、森下のタイムリーで34イニングぶりにようやく得点をあげた打線の状況を聞かれて、こう答えたのだが、その「制限」が何を示すかを巡ってSNSやネットでは侃々諤々の議論が飛び交う異常事態になった。
「この制限が何を指すのかの説明がないから、そりゃファンがザワつくよな。7連敗直後だけに余計に意味深に聞こえる」
「藤川監督は普通の事を難解に話すので、そんなたいそうな制限じゃなくて案外、前日の早打ちの反省から初球は手を出すな的な指示をチームとして出していただけかも」
「制限って普通に考えたら采配の制限だろ?契約上誰を何打席は立たせないといけないとか、もしくはフロントからの采配指示があるとか」
「連続試合か?中野もそうだが森下もか?打撲の次の日に休ますところか9回に守備ついたけどアレも契約かなんかか?」
「制限は森下のことだろ。死球を当てられてベースから離れて立たないとダメにされたからだよ。腫れて痛いのと恐怖があるのにチームが勝つために打席に立ってる」
 投手の制限であれば、球数や登板間隔、連投の制限など理解はできる。ただ野手についての制限について語っているので、なかなか答えは難しい。阪神OBの一人に見解を聞いた。
「指揮官として選手をかばったのでしょう。得点がとれていないこと、つまりチャンスで1本が出ていないことが連敗の原因ではあるが、それは選手のせいではなく、制限をかけているベンチのせいだとかばったのだと思います」
 ではその制限とは何を示すのか。
 その阪神OBは2つのケースが考えられると想像した。
「ひとつは、右打ちや“待て”などのチームバッティングをサインで縛っている制限。7連敗となった中日戦の5回に森下がタイムリーを打ちましたが、右を狙ったチームバッティングでした。ただこの7連敗を見ていて打線がつながらないのは、チームバッティングが徹底できていないのが原因。チームバッティングの最も大きなものが岡田阪神の優勝時に話題となった四球での出塁です。でもその見極めができていない。チームバッティングの制限があるから結果を残せていないというわけではない。藤川監督は選手をかばうのと同時に、その必要性をこの理解の難しいメッセージにこめたのかもしれません」

 

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