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ロバーツ監督が試合中に佐々木を指導するという異例の行動に出た(写真:Creative 2/アフロ)(写真:Creative 2/アフロ)
ロバーツ監督が試合中に佐々木を指導するという異例の行動に出た(写真:Creative 2/アフロ)(写真:Creative 2/アフロ)

何を教えた?今日先発の佐々木朗希にロバーツ監督が異例の試合中熱血指導…専門メディアは2年前入団会見GMの「サイ・ヤング賞を狙える」発言を「まったく的外れだった」と厳しく批判

 日本時間の今日26日のカブス戦に先発するドジャースの佐々木朗希(24)が前日の試合中にデイブ・ロバーツ監督(53)からジェスチャーを交えて熱血指導を受ける異例のシーンがあった。今季0勝2敗で1勝もできていない佐々木に指揮官が腰をあげたものだが、ドジャース専門メディアが、2年前の入団時にGMが語った「サイ・ヤング賞争いに加わる投手になる」とのコメントを引っ張り出して「まったく的外れの発言だった」と批判するなど、結果を出さねば、地元メディアやファンが黙っていなさそうな気配だ。

「明日の試合に向けて相手打者の特徴や注意点など」

 異例のシーンが中継局のカメラに抜かれた。
 カブスの攻撃中の5回にベンチの一番ホーム寄りに座っているロバーツ監督が、隣に佐々木を呼び寄せ、通訳を交えて指導をしたのだ。ロバーツ監督は打者の構えと、投手の構えのジェスチャーを交えながら熱くレッスン。佐々木も神妙な表情でうなづいた。
 メジャーでは「上がり」制度を採用している日本のプロ野球と違い、翌日に先発する投手もベンチ入りして試合を見守る。
 ロバーツ監督は翌日に先発を控える佐々木にどうしても伝えておきたいことがあったのだろう。
 指揮官は何を教えたのか。
 映像メディア「Bleed Los: Dodgers & MLB News Podcast」によると、試合後の会見でロバーツ監督に「佐々木に声をかけていたがどんな話をしたのか?」との質問が飛んだ。
「いくつか細かいポイントについてだ。明日の試合に向けて、相手打者の特徴や注意点など、ちょっとしたことを確認していた」
 ロバーツ監督がジェスチャーで示したのはカブスの打者のタイミングの取り方と、佐々木の投球フォームのリズムがピタリと合う危険性があることだったのかもしれない。その5回は5番の鈴木誠也から始まる打順で要注意打者であるPCAにまで打席が回っていた。
 佐々木は、ここまで4試合に先発しながら、まだ1勝もできていない。前戦(19日のロッキーズ戦)では3点のリードをもらいながら5回に追いつかれ、走者を残してその回を投げ切れないままマウンドを降りた。ここまで最長イニングは5日のナショナルズ戦の5回で防御率は6.11と不安定。ロバーツ監督は一貫して佐々木をローテーから外す考えがないことを強調しているが、5月にはブレイク・スネルが復帰予定で岐路に立っていると考えて異例の行動に出たのかもしれない。
 メディアの風当たりも強くなっている。
 この日は、ドジャース専門サイト「ドジャースウェイ」が「ブランドン・ゴメス(GM)の佐々木朗希とポール・スキーンズの比較発言…ドジャースにとっては完全に裏目に出ている」との見出しを取り、「ゴメスさん、まったく的外れの発言になっていますよ」と、皮肉を込めた批判記事を展開させた。
 同サイトは、2025年1月の佐々木の入団会見でのゴメスGMの発言を改めて紹介した。
「もしこのまま成長を続ければ、サイ・ヤング賞争いに加わる投手になる。ポール・スキーンズ(パイレーツ)との比較も見たことがあるが、間違いなくサイ・ヤング級だと思う。この年齢で、日本であれだけのことをやってのけて、しかもまだ伸びしろがある。本当にワクワクするし、素晴らしいことだ」
 昨年サイ・ヤング賞を獲得することになるパイレーツのスキーンズと争う可能性があることさえ示唆していたのだ。

 

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