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「不正は必ず正されるものだ」と語ったMFラスキン(右)と米国"渦中の人”バログン(左)写真・AP/アフロ)
「不正は必ず正されるものだ」と語ったMFラスキン(右)と米国"渦中の人”バログン(左)写真・AP/アフロ)

衝撃事実!「不正は必ず正されるものだ」トランプ大統領の“政治介入騒動”を封じて米国に4-1圧勝のベルギーの選手達が自負…「その話をしたのは5分だけだった」

 トランプ大統領の事実上の政治介入により、出場停止のはずの米国のエースFWフォラリン・バログン(25)が先発出場するという“とんでもない騒動”に巻き込まれたベルギーが決勝トーナメント2回戦でその米国を4-1で破った。先制点をアシストしたMFニコラス・ラスキン(25)は「不正はいずれ必ず正されるものだ」と胸を張った。

 「バログンの問題はチームを奮い立たせた」

 許されない暴挙が赤い悪魔に火をつけたのか。
 トランプ大統領がFIFAのインファンティーノ会長に1本の電話を入れたことで米国のエースFWのバログンが、前戦のボスニア・ヘルツェゴビナ戦で足首を踏んでレッドカードを受けていたにもかかわらず、出場停止処分が猶予となり、まさかの出場可能となり大騒動となったベスト16の激突を制したのはベルギーだった。しかも、先発出場したバログンも不発に封じ込んで4-1の完勝。
 ベルギーメディア「Het Nieuwsblad」は、「“トランプ1対ベルギー4”。さあ、次は誰に電話するんだ、ドナルド?」との目を引く見出しを取って「ベルギー代表は見事に期待に応えた。そしてその働きには惜しみない拍手が送られるべきだ。ドディ・ルケバキオの華麗さ、ニコラス・ラスキンの闘志、レアンドロ・トロサールの的確さ、シャルル・デ・ケテラーレの決定力、ハンス・ファナケンの冷静さ、そしてネイサン・ンゴイの果敢さ――シアトル(開催会場)には、そのすべてがあった」と称賛した。
 ベルギーのサッカー専門メディア「Voetbalkrant」によると、前半9分にラスキンのクロスに対応してW杯初ゴールを決め、同31分にFKで追いつかれるも、その2分後に今度はヘッドで勝ち越しゴールを決めた24歳のシャルル・デ・ケテラーレは「これは間違いなく、代表チームでの自分の最高の試合です。決勝トーナメントの試合に出場したことも、そこでゴールを決めたこともありませんでした。これほど重要な試合で、このようなパフォーマンスを残せたことは最高の気分です。チームにとっても、国にとっても素晴らしいことです」と興奮を抑えきれず、ベルギーサッカー協会が異議を申し立てたものの却下されたバログンの出場問題についてもこう言及した。
「チームとしてそのことについて話したのはおそらく5分くらいです。それ以上ではありませんでした」
 そうチームの動きを明かし、「こういう試合に向けたモチベーションは、自分たちの内側から生まれるものです。僕たちにとって重要だったのは、バログンという選手そのものではなく、むしろこの問題の倫理的な側面でした。ピッチ上では最終的に何の違いもありませんでした」と付け加えた。
 攻撃をビルドアップするためペナルティエリアの外でボールをキープしていた米国GKがロストするという痛恨のミスにつけこみ、無人のゴールに3点目を叩き込んだハンス・ファナケンも「僕たちは、その件はまったく気にしなかった。ピッチの上で結果を出さなければならないと分かっていたからね。相手のストライカーがいても、いなくても、僕たちにとって違いはなかった。今日は僕たちのすべてがうまくいった。この勝利は当然のものだった」とコメントした。

 

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