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全仏の女子ダブルスでボールガールにボールをぶつけて失格となった加藤未唯。失格を求めた対戦相手の態度や審判団の処置を巡って世界的な炎上騒ぎが収まらず( 資料写真:ムツ・カワモリ/アフロ)
全仏の女子ダブルスでボールガールにボールをぶつけて失格となった加藤未唯。失格を求めた対戦相手の態度や審判団の処置を巡って世界的な炎上騒ぎが収まらず( 資料写真:ムツ・カワモリ/アフロ)

「失格を求め笑っていたブズコバが3年前のスポーツマンシップ賞の受賞者だって?」加藤組の全仏OP“ボールガール直撃失格問題”を巡っての世界的な批判“炎上”収まらず

 さらに「もし少女(ボールガール)が、それで震え上がらなければ、相手は警告だけで終わったのかもしれない。審判がどう判断するかによっていつも変わってくること」と、審判が警告から失格に処分を変えた理由を分析。
 加藤は涙を流しながらコートを去り、場内は異常な雰囲気に包まれたが、「あんな風にコートを去るのは、変な感じだから居心地は悪かった。観客も不満だったようだが、私たちのせいばかりではない。それに、(そこまでが)いい試合だったということが忘れられていたような気がする」と、批判の声に抗議した。
 同メディアによると、こう語った際、ブズコバはため息をついていたという。
 母国メディアは、本来ブズコバを擁護する立場にあるはずだが、「ファンは、ブズコバとソリベストルモが泣いているボールガールの体調を気にしていたのならば、なぜ2人とも彼女の元に駆けつけて様子を聞かなかったのか?と疑問に思っている。審判の判定を待つ間、ベンチで笑っていたことも責めた」と、その態度を批判的な論調で伝えた。
 同メディアも、ブズコバが3年前にWTAのスポーツマンシップ賞を獲得したことと、その際の受賞コメントを引っ張りだしてきて「おそらく今年の受賞はないだろう」と批判した。
 また「プレスセンターの記者たちは、事件の一部始終をモニターで何度も再生する機会があったが、審判団は映像を見ることなく、関係者に事件についての質問だけを行い、失格を決めたことも驚きだった。2023年はVARをはじめとする最新技術の時代である」として、審判団の対応についても疑問を呈した。
 意図的ではないにしろ加藤がボールガールにボールをぶつけてしまったことは事実。お金がかかったプロの勝負の世界だけに、相手ペアが失格を強く訴えた気持ちもわからないでもないが、そこにスポーツマンシップが存在したかどうかという問題は残る。「本当に問題があったのは誰か?」を巡っての“炎上騒ぎ”は、まだまだ収まりそうになさそうである。

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