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加藤組が女子ダブルスの3回戦で敗退。ブズコバ組との因縁の再戦は幻に終わった(過去資料写真・アフロ)
加藤組が女子ダブルスの3回戦で敗退。ブズコバ組との因縁の再戦は幻に終わった(過去資料写真・アフロ)

「世界で最も嫌われているテニスプレーヤー」因縁の再戦へ向け加藤未唯ペアが3回戦進出決めるも女子シングルで16強進出のブズコバに対して止まない非難の声

 ブズコバの勝利を伝えたウィンブルドンの公式ツイッター(@Winbledon)にも、熱戦を称える一方で「詐欺師」や「人種差別トーナメント」など誹謗中傷とも受け取れるコメントも寄せられた。ブズコバが何らかのアクションを起こせば、起こすほど非難が集中してしまうのだ。
 先の全仏オープンの女子ダブルス3回戦で、加藤がボールガールに球をぶつけたことに猛抗議して失格に追い込んだ行為や、その後、ほくそ笑んだ姿は、スポーツマンシップに欠ける行為として、世界中のテニス関係者やファンから非難された。
 世界女子プロテニス協会からのアドバイスもあり、一時はインスタグラムを閉鎖するなど、沈黙を貫いてきたブズトバだったが、ウィンブルドン選手権へ向けてロンドン入りした直後にインスタグラムを再開。さらに母国チェコのメディアのインタビューに応じて「私が文法的に正しくないスペイン語を言ってしまい、それをサラが笑ったのがまずかった」と弁解。また、さらに非難されている状況には、「彼女がすべてを引き起こし、私たちを敵に回し、さらに悪者にした」と反論するなどしてまた“炎上騒ぎ”が再燃した。
 インスタグラムのコメント欄も更新する度に“炎上”しているが、ブズコバは、そんなことなどおかまいなし。この日、ツイッターへ投稿された短い言葉は、つまり大歓声を浴びて、ヒロインになっているブズコバこそが本当の姿だとアピールしたかったのだろう。パートナーのソリベストルモが沈黙を続けているなかで、メディアやSNSを介して自由奔放な発信を続けるブズコバへ向けられる注目度は、別の意味で増すばかり。
 今日コートに登場するブズコバ、ソリベストルモ組の初戦の戦いをウィンブルドンのファンは、どんな形で受け入れるのだろうか。

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