「延長戦でのネイマール起用を真剣に考えていた」ブラジルのアンチェロッティ監督が冷や汗勝利の日本戦での驚愕プラン明かす…出場機会なく元ブラジル代表は「ウソばっかりだ」と発言を批判
ネイマールは128試合に出場して79ゴールをマーク。王様ペレの77ゴールを抜いて歴代最多得点記録保持者となっているビッグスターだが、2023年10月のウルグアイ代表とのW杯南米予選を最後に代表から遠ざかっていた。代表漏れが予想されたが、アンチェロッティ監督はサプライズ招集した。4大会連続出場の栄誉を得たネイマールだが、大会前から右のふくらはぎを痛めていて、グループリーグの初戦、第2戦とベンチにも入らなかった。第3戦のスコットランド戦に後半31分から出場し得点には絡むことはなかったが、24回のボールタッチと、シュートは1発だけ放ち、試合後にピッチ上で涙した。ロッカールームに戻り、一人になったときまた泣いたという。
「間違いなくこの日は私の人生の中でも最も特別な日の一つになった。なぜなら、ブラジル代表のユニフォームを着ることはどんな少年にとっても夢だからだ。3年ぶりに代表としてピッチに立った。幸せだし胸がいっぱいだ」
そして「もう200分でもプレーできる」と豪語していた。
そういうネイマールを結果的に起用しなかったアンチェロッティ監督の采配を元ブラジル代表でコリンチャンスのレジェンドとして知られ、ブラジルの人気サッカー番組の司会などを務めているネト氏が、SNSでこう批判した。
「ネイマールの件は全部ウソだ。スタッフもメディカルスタッフも、ふざけている。日本戦で出さないなんて? 試合に出せよ。ネイマールをいつ使うつもりなんだ? 準々決勝か? 準決勝か? 決勝か? 一体何をやっているんだ」
アンチェロッティ監督の「真剣に起用を考えていた」という発言に「ウソだ」と噛みついたのだ。
日本戦前に塩貝が「彼はもう昔のネイマールではない」「ブラジルは昔は強かった」などと発言したことがブラジル国内で反発を受けていた。塩貝のインスタは批判コメントで炎上する騒ぎにもなった。それだけにネト氏は、ネイマールをその塩貝の前でプレーさせ、健在ぶりをアピールしてもらいたかったのかもしれない。
ただネイマールが気にしていたのは、塩貝ではなくW杯の優勝チームを3大会連続で的中させ「W杯の予言者」として知られるドイツの経済学者ヨアヒム・クレメント氏だった。
同氏はマクロ経済学による独自の数式で予想する人物として知られ、「史上最大級の番狂わせで日本がブラジルを破る」と予想していた。
ネイマールは、日本戦後に自身のSNSに「ヨアヒム・クレメントさん、次のワールドカップで頑張ってください」と「ウインク」付きの絵文字をつけて挑発的な投稿をした。
クレメント氏はESPNを通じてネイマールにこう返答したという。
「おめでとう、ネイマール。今回は勝ったけれど、オランダは決勝で君を待っている」
同氏は今大会の優勝国をオランダと予想していた。
ブラジルの次戦はノルウェーとコートジボワールの勝者。ネイマールに出番が巡ってくるのだろうか。

