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仏のデシャン監督がパラグアイから侮辱的発言があったことを明かす(写真:ロイター/アフロ)
仏のデシャン監督がパラグアイから侮辱的発言があったことを明かす(写真:ロイター/アフロ)

「恥さらしだ!」“極悪”パラグアイは仏デシャン監督の母親まで「侮辱していた」…敵将は「断じてやっていない。だから謝罪もしない」と猛反発も海外メディアは「卑劣」と批判

 元ドイツ代表のトーマス・ヒッツルスペルガー氏もこう批判した。
「パラグアイのサッカーにはまったく敬意がない。これはただの恥ではなくそれ以上だ。エムバペとチーム全体が負傷することなくピッチを無事に離れられたこと自体が奇跡に近い」
 ドイツのビルト紙も、パラグアイの危険なプレーを大きく取り上げ、「フランスのスーパースターたちへの卑劣な攻撃」との見出しを取っり、「パラグアイは、最も乱暴な手段を含め、あらゆる方法を使った」と報じた。またイエローカードをパラグアイの選手に1枚も出さなかった主審への批判の意見も多く見られた。
 それでもフランスはパラグアイのダーティな戦いに乗らなかった。
 前出の「レキップ」によると、エムバペも試合後にこう語った。
「手を汚さねばならないのならそうするよ。僕たちはそういう戦いもまったく問題ない。相手は僕たちがタキシード姿でやって来て、美しいプレーやワンツーだけを見せると思っていたんだろう。でも僕たちは汚いサッカーのやり方も知っているし今日は実際にそう戦ったし、勝った。そしてその土俵でも僕たちの方が相手より優れていた」
 だが、一方でパラグアイのグスタボ・アルファロ監督は、それらの批判に真っ向反論した。
「サッカーは対決のスポーツであり、一対一の勝負の連続だ。接触、緊張が生まれるのは当然でそれも試合の一部だ。私たちは決して敵意を持って行動したわけではない。エムバペや他の選手との間でいくつかの小競り合いはあったかもしれない。彼も試合中に何か言っていたかもしれない。ピッチの上は、それぞれが自分の武器を使って戦う戦場だ。すべてはピッチで生まれ、試合が終わればすべてはそこで終わる」
 そしてデシャン監督の母親への侮辱発言についても完全否定した。
「いいえ。断じてない。サッカーの世界でそこまで人として堕ちることはあってはならない。私はデシャンを心から尊敬している。確かに抗議はした。ある者はPKだと主張し、ある者はそうではないと言った。しかし、正直に言ってそのような(監督の母親を)侮辱の言葉は一度も耳にしていない。私のスタッフを知っているからこそ断言できるが、彼らの誰一人としてそのような振る舞いをすることはないと確信している。サッカーは戦争ではない。私の知る限り起きてもいないことについて謝罪するつもりはない。もし私がそのような発言を耳にしていたならすぐに止めていた。私はそのような行為とはまったく正反対の立場の人間だ」
 試合内容を見る限り、この監督の言葉には説得力がなかった。
 優勝候補のフランスは4強進出をかけてモロッコと対戦する。

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