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エムバペがまたパラグアイの別の議員に誹謗中傷された(写真・ロイター/アフロ)
エムバペがまたパラグアイの別の議員に誹謗中傷された(写真・ロイター/アフロ)

「エムバペは不快極まりない男だ」またパラグアイの別議員が差別的攻撃を受けた仏エースに問題発言…「一つのメッセージを利用し自分を被害者に仕立て上げようとした」

 止まらない暴走と外交問題に発展したことに危機感を覚えたパラグアイの国会が発言の非難決議に動いた。だが、野党である国民十字軍党に所属するパレデス議員は、党は違うが、同じく野党の真正急進自由党に所属するアマリージャ議員をその審議で擁護して逆にエムバペを批判したのだ。
「私が知っている限り、また皆が言っていることによれば、あの男は(パラグアイとの)試合中にひどい暴言を吐き続けていた。嘲笑するような笑みを浮かべながら、彼はピッチを歩き回っていた。あの男は完全に腹を立てていて、自分を正当化するために一つのメッセージを利用し、自分を被害者に仕立て上げようとした」
 エムバペはパラグアイの選手がダーティなプレーを仕掛けてきたこともあり、試合後GKに握手を求められたが、無視してその背中にボールをぶつけられていた。
 それに対してエムバペは激怒もしなかった。だが、パレデス議員は、そこにエムバペの反撃投稿を絡めるという無理のある理屈で攻撃した。
 アマリージャ議員は、「チンパンジー」と言う言葉を使い、エムバペの父がカメルーン出身であることを示して、人種差別的な誹謗中傷をした。
 バレデス議員は 「私たちが問題にしているのは肌の色ではありません。私たちを怒らせているのはエムバペの肌の色ではないのです。たとえ彼が青い目をした金髪だったとしても、同じような態度を取っていれば、私たちは全く同じように非難していたでしょう」と主張した。
 またパレデス議員は、こうも指摘した。
「これは以前から始まっていました。元フランス代表選手たちによる外国人排斥的な発言があったのです。それにもかかわらず、誰も何も言わなかった。南米サッカー連盟会長のアレハンドロ・ドミンゲスも、パラグアイサッカー協会会長のロバート・ハリソンも、FIFAも何も発言しませんでした。私たちは完全に無視されてきたのです」
 パレデスが、どの元フランス代表のどの発言を示唆しているかは不明だが、どこか、政治的な売名行為の匂いのする彼女らの問題発言は、エムバペを巻き込んだ騒動をさらにドロ沼化させていることだけは間違いない。

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