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アルゼンチンがスペインに敗れたピッチで起こした暴挙には世界から批判の声が(写真・ロイター/アフロ)
アルゼンチンがスペインに敗れたピッチで起こした暴挙には世界から批判の声が(写真・ロイター/アフロ)

「彼は出場停止になるべきではない」パレデスに暴力を受けたスペインのガビの反応は予想外…FIFAが懲罰調査開始も”温情裁定”を訴える

 実際、2023年の豪州女子W杯で、スペインがイングランドを破って女子W杯を制した後の表彰式でスペインサッカー連盟会長のルイス・ルビアレス氏が、スペインのジェニ・エルモソの唇にキスをした問題に対してサッカー関連活動の3年間禁止の処分を下した。2014年のW杯では、ウルグアイのルイス・スアレスがイタリアのジョルジョ・キエッリーニに噛みついたことで、4か月間のすべてのサッカー関連活動を禁止された。「BBC」は「ここまで長い期間にはならない」と見ているが、いずれにしろ出場停止処分は避けられない状況にある。
 それでも当の被害者であるガビは「出場停止になるべきではない」と訴えた。
 ガビはさらに「結局のところ、すべてがサッカーなんだ。そして、これからもそうあるべきだと思う」と付け加えた。
 この発言を取り上げたスペイン「マルカ」は、「バルセロナのスターが示した答えは、まったく予想外のものだった」と伝えたが、SNSでは、その発言に対して称賛の投稿が相次いでいる。
 一方でパレデスが決勝戦前から肋骨に疲労骨折を負っていたことが判明した。
アルゼンチン「オレ」やESPNアルゼンチンのマルティン・アレバロ記者が報じたもので、後半から投入されたパレデスは、肋骨を骨折した状態で決勝を戦い、そして、試合後に大暴れしたというのだ。
「パレデスは決勝までの最後の3試合を肋骨にひびが入る疲労骨折を抱えたままプレーしていた。呼吸するのも苦しい日があったが、相手に弱点を知られないよう、負傷は大会中は秘密にされていた」
 その状況にも関わらずパレデスは、22日に所属するボカ・ジュニアーズの練習場に姿を現してトレーニングに参加した。同チームは23日にコパ・スダメリカーナの初戦であるオイギンス戦を控えている。
 ESPNは「重症の場合、回復まで3週間から6週間は必要で試合出場は難しい」との見立てを示しているが、アルゼンチン「TYCスポーツ」によると「パレデスは木曜日のオイギンス戦に出場することを望んでいる」という。
 FIFAの調査結果が出るまでに数か月かかると見られており、処分が出るまでは出場可能。ガビの訴えはFIFAの裁定に影響を及ぼすことはないだろうが、まだ騒動は収束しそうにない。

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