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元テニスプレーヤーの杉山愛さんが西武始球式に登場(写真提供・西武ライオンズ)
元テニスプレーヤーの杉山愛さんが西武始球式に登場(写真提供・西武ライオンズ)

元テニスプレーヤー杉山愛さんが西武始球式で80点投球。オフのパーソナルトレーナーを買って出る!

 

元テニスプレーヤーの杉山愛さんが西武の始球式に登場(写真提供・西武ライオンズ)

元プロテニスプレーヤーの杉山愛さん(48)が17日、ベルーナドームで行われた西武対楽天戦で「TACHIHIスペシャルデー」のゲストとして始球式を務めた。立飛グループの地域スポーツ復興に協力している杉山さんは、同グループの100周年記念に合わせた背番号「100」のユニホームで笑顔を浮かべてマウンドに登場。セットポジションからの美しいフォームで、まるでテニスのボールをコントロールするように着地地点を考えて、山なりの投球をするも、惜しくもホームベース手前でワンバウンドして捕手のミットに収まった。

「たくさんの方の前での投球は緊張しましたが、80点くらいの投球はできたかなと思います。テニスをしている時のサーブであったり、合間にテニスボールを投げてみたりして肩は動かしていたんですが、やはり実際の投球となると感覚が違いましたね」

 ショートカットの杉山さんは満足そうにメモリアルピッチを振り返った。

 

惜しくもノーバンとはならず(写真提供・西武ライオンズ)

 そしてスポーツマンらしく「投手の皆さんは普段の私のサーブと同じくらいの速さの球を投げていると思うと本当にすばらしいなと思いますね」と選手へのリスペクトの言葉も忘れていなかった。

 西武の松井稼頭央監督とは同じ年で交流もある。

「選手の中には、トレーニングとしてテニスも取り入れている方もいるとお聞きしたので、オフシーズンにテニスで追い込みたいという方は、ぜひお相手しますのでいつでも声をかけてほしいです」

 チームの強化のためにパーソナルトレーナーを買って出るという異例の申し出も。“愛トレーナー”の追い込みが、チームのテーマである走力強化に一役買うのかもしれない。

(写真提供西武ライオンズ)

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