「礼儀まで違った!無念さと怒りが募る」韓国メディアがブラジル戦後の「森保監督の90度お辞儀」と辞任会見での「洪明甫前監督のポケットに手を突っ込む姿」を比較して痛烈批判
サッカーのW杯北中米大会の決勝トーナメントの初戦の日本対ブラジルが29日(日本時間30日)、ヒューストンで行われ、日本が1-2で逆転負けを喫したが、グループステージで敗退した韓国内では日韓比較論に火がついた。韓国メディア、ファンは、ピッチを去る際に90度のお辞儀をして世界で称賛された森保一監督(57)と、辞任会見でホン・ミョンボ前監督(洪明甫、57)がポケットに手を突っ込んでいた姿を比べて「礼儀まで違った」と激怒した。
米ESPNは森保監督のお辞儀を絶賛
サッカー王国のブラジルに冷や汗をかかせた日本と、グループステージを3位で終わり、決勝Tに進める上位8チームに残れず、2大会ぶりに1次リーグ敗退となった韓国。改めて韓国内で日韓比較論に火がついたが、森保監督と、辞任を表明したホン・ミョンボ前監督の姿勢にまで“飛び火”。ファンや韓国メディアを激怒させる事態が生まれた。
森保監督はピッチを去る際に90度、頭を下げてお辞儀をした。その姿は、米ESPNに公式Xで取り上げられ、「ファンへの感謝の気持ちを伝えるため、深く頭を下げた。尊敬に値する姿だ」と絶賛された。
15万件をこえる「いいね」がつき、世界のファンから称賛の言葉が相次いだ。
一方で複数の韓国メディアによると、ホン・ミョンボ前監督の帰国前のメキシコでの辞任会見は、用意したメモを読むだけで質疑に応じずポケットに手を突っ込んだまま会見場を後にしていた。
また帰国時には、恒例の帰国イベントは中止されていたにもかかわらず、「韓国のサッカーは死んだ」「ホン・ミョンボは金を返せ!」などのプラカードを持った多くのファンが仁川空港に押しかけ、ホン・ミョンボ前監督は、報道陣からの「ファンに言いたいことはありませんか」などの問いかけを無視して足早に立ち去ったという。
韓国メディア「マイデイリー」は「ポケットに手の洪明甫とは違った!「『本当に申し訳ありません』…“世界最強”ブラジルに善戦するも敗退、日本の森保一監督がファンへ“90度のお辞儀”で謝罪」との見出しを取って、この問題を報じた。
同メディアは、「試合終了後の森保監督の行動が注目を集めた。アメリカまで応援に駆け付けた日本のサポーターと日本国民に向けて、90度に腰を折って深くお辞儀をした。世界最強と称されるブラジルを相手に互角の戦いを演じながら敗退した状況でも会場に集まったファンや日本国民に対し、謝罪の気持ちを込めて深く頭を下げた。これはグループリーグ敗退後に辞任を発表した韓国の前監督のホン・ミョンボ氏の対応とは対照的だった彼は敗退決定後の記者会見で、あらかじめ用意した声明文だけを読み上げて退席した。その際、ポケットに手を入れたまま歩く姿がカメラに捉えられ、ファンの怒りを買った」と伝えた。
「ファイナンシャルニュース」も「涙の90度謝罪を見せた森保一監督 vs ポケットに手を突っ込んだ洪明甫監督…ファンの怒りをさらに募らせた“最後の礼儀”」とタイトルで報道。
森保監督の90度のお辞儀を「優勝を目標に掲げながらベスト32で敗退した日本代表監督も、その胸中は大きな痛みを抱えていたはずだ。契約延長がどうなるかも分からない。しかし多くの時間と費用をかけて遠い異国まで駆け付けたファン、そして夜更かしをしながらテレビの前で応援した国民に対し、最後に礼を尽くすことは、国家代表監督として当然果たすべき義務である」と評価した上で、ホン・ミョンボ前監督の姿勢をこう批判した。
「4年間待ち続けた国民に対してその経緯を説明し謝罪する義務がある。最後まで責任を果たすこともまた代表監督の務めだ。これほど誠意を欠いた形で締めくくった前例はない。ファンが本当に怒っている理由は監督就任時から問題となっていた人選の公平性への疑惑に加えリーダーとして守るべき最低限の礼儀すら投げ捨てた、その姿勢そのものにある」

