イタリアの次期監督問題が大混乱。大本命だったピルロ氏は、ロシアのスポーツベッティング会社との関係が問題となり消滅(写真:Insidefoto/アフロ)
“暗黒時代”イタリア代表の新監督に”史上最強ボランチ”ピルロ氏が就任へ…グアルディオラ氏に「今は受ける気になれない」と拒絶され”プランB”発動も監督実績に乏しく「まとめる力がない」懸念も
ピルロ氏は引退後、2020-21シーズンの開幕前に古巣のユベントスのU-23監督に就任したが、公式戦を1試合も指揮しないままトップチーム監督へ昇格。コッパ・イタリアとスーペルコッパ・イタリアーナを制したものの、セリエAでは辛うじて4位を確保するに留まり、ユベントスのリーグ連覇は9で途絶えた。
契約を1年残して解任され、再起を目指したピルロ氏は2022年にトルコのファティ・カラギュムリュクの監督に就任したが、リーグ7位に終わり、その後イタリアへ戻り、セリエBのUCサンプドリアの監督に就任して初年度は7位で昇格プレーオフ進出を果たしたがセリエA復帰には失敗した。翌シーズンは開幕3試合で勝ち点1しか獲得できず2024年8月に再び解任された。監督として結果を残せなかったピルロ氏は。昨年7月にアラブ首長国連邦2部リーグのユナイテッドFC監督へ就任。クラブ史上初となるUAEプロリーグ昇格へ導き、揺らいでいた監督としてのキャリアを立て直し始めたが、危機的な状況のイタリア代表の復活を長期にわたって任せるには疑問が残る。
同紙によると、ピルロ氏の年俸は、最高でも150万ユーロ(約2億8000万円)以下と見られ、任期は2030年のW杯までになるという。
28日にイタリアサッカー連盟理事会が開かれる予定で、規約上この場で正式承認を得る必要はなく「意見を聴取する」だけでよいとされているが、新監督発表のタイミングとしては絶好の機会と見られている。
代表監督経験はなくヨーロッパで監督として実績を残せなかったピルロ氏がイタリアを暗黒時代から脱出させる救世主となれるのだろうか。
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